ゾディアック・ポイントシリーズ
10月初にゾディアックのポイントシリーズを購入したので、ポイントシリーズについて調べてみた。
購入に際して、気に入ったのはデザインだ。白文字盤はなかなか良い。白文字盤のJISダイバーといえば、NINJA300には、セイコーのGSダイバーやオリエントジャパンの300M飽和ダイバー、またはオリエントUSA2が浮かぶ。ロレサブのオマージュ色の強いTAGより、少なくともデザインは優れていると思う(個人的意見)し、中身は同じETAだ。
(今回落札したゾディアック・ナイトダイバー・レッドポイント)


文字盤はトリチウム全面夜光。
(ゾディアックの歴史)
50年代~70年代にかけて人気のあったゾディアックだが、セイコーによる「クオーツ危機」で経営は傾いた。
混乱期を経て、90年代にタグホイヤーの元CEO(Willy Gad Monnier)がゾディアックの再建を目指したが、それから7年後には再び倒産。98年に ”Genendar International” がゾディアックを買収し、ゾディアックの種々の機械式Cal.のブランドをディスコンとする。その後、2001年にFossilが経営参加し、現在に続く。
(Monnier期のTAGの影響)
Monnierが経営を掌握した時期のゾディアックにはTAGの影響が強い。特に文字盤などのデザインはTAGと非常に相似しており、この時期のゾディアックはTAGの廉価版的な位置付けだった。この7年の短期間でのほとんどの商品シリーズは忘れ去られたが、一つだけ現在に残っているものがある。ポイントシリーズ(ドットシリーズ)だ。
タグホイヤ―のref.1000 Professionalシリーズ

(ポイントシリーズ)
ポイントシリーズとはダイバーとクロノグラフの文字盤の4時と5時のインデックスの間に赤/金/銀/青のポイント(ドット)があるシリーズのことだ。赤の個体が最も多く、最も好まれている。青は希少。赤/金/銀/青の色分け基準は謎だ。
赤ドットは「プロフェッショナル・スポーツ・ウォッチ」ラインとされ、女性/男性用、機械式/クオーツがある。ほとんどの赤ドットはダイバーズでデザインはTAGビンテージのref.980ダイバーズ、後に復活したref.1000 Professionalシリーズから大きな影響を受けている。
ポイントシリーズの特徴は文字盤の色(黒、白、青等々)、ケースの仕上げ、機械(クオーツか機械式か)、メンズかレディースか、など種類が豊富なことで、生産時期は、主に90年代の”Genendar International”の買収前の短期間。1998年にはディスコンとなった。
(ゾディアックの広告)

ゾディアックのダイバーはデザインが非常に良い。
たぶん、DAGAZのロゴはこれを真似たのだろう(不詳)。
購入に際して、気に入ったのはデザインだ。白文字盤はなかなか良い。白文字盤のJISダイバーといえば、NINJA300には、セイコーのGSダイバーやオリエントジャパンの300M飽和ダイバー、またはオリエントUSA2が浮かぶ。ロレサブのオマージュ色の強いTAGより、少なくともデザインは優れていると思う(個人的意見)し、中身は同じETAだ。
(今回落札したゾディアック・ナイトダイバー・レッドポイント)


文字盤はトリチウム全面夜光。
(ゾディアックの歴史)
50年代~70年代にかけて人気のあったゾディアックだが、セイコーによる「クオーツ危機」で経営は傾いた。
混乱期を経て、90年代にタグホイヤーの元CEO(Willy Gad Monnier)がゾディアックの再建を目指したが、それから7年後には再び倒産。98年に ”Genendar International” がゾディアックを買収し、ゾディアックの種々の機械式Cal.のブランドをディスコンとする。その後、2001年にFossilが経営参加し、現在に続く。
(Monnier期のTAGの影響)
Monnierが経営を掌握した時期のゾディアックにはTAGの影響が強い。特に文字盤などのデザインはTAGと非常に相似しており、この時期のゾディアックはTAGの廉価版的な位置付けだった。この7年の短期間でのほとんどの商品シリーズは忘れ去られたが、一つだけ現在に残っているものがある。ポイントシリーズ(ドットシリーズ)だ。
タグホイヤ―のref.1000 Professionalシリーズ

(ポイントシリーズ)
ポイントシリーズとはダイバーとクロノグラフの文字盤の4時と5時のインデックスの間に赤/金/銀/青のポイント(ドット)があるシリーズのことだ。赤の個体が最も多く、最も好まれている。青は希少。赤/金/銀/青の色分け基準は謎だ。
赤ドットは「プロフェッショナル・スポーツ・ウォッチ」ラインとされ、女性/男性用、機械式/クオーツがある。ほとんどの赤ドットはダイバーズでデザインはTAGビンテージのref.980ダイバーズ、後に復活したref.1000 Professionalシリーズから大きな影響を受けている。
ポイントシリーズの特徴は文字盤の色(黒、白、青等々)、ケースの仕上げ、機械(クオーツか機械式か)、メンズかレディースか、など種類が豊富なことで、生産時期は、主に90年代の”Genendar International”の買収前の短期間。1998年にはディスコンとなった。
(ゾディアックの広告)

ゾディアックのダイバーはデザインが非常に良い。
たぶん、DAGAZのロゴはこれを真似たのだろう(不詳)。
この記事へのコメント
さきほど、サムライの限定新品SRPC93(セーブ・ザ・オーシャン)を購入した。47000円だが、ポイント等で実質43000円位。
実は先月旧サムライ(日本版)を43000円で落札したから、同じ価格となる。
このチタン製の旧サムライは7Sが故障とのことなので、修理します。
SRPC93については、誰がみても美しい。ブルーラグーンは買わなかったが、ブルーラグーンは熱帯のプーケットの海、こっちは沖縄か小笠原の海というイメージだ。文字盤の波模様も素晴らしい。オメガシーマスターを超えているじゃん。(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=t-4ONhh9x_E
実は先月旧サムライ(日本版)を43000円で落札したから、同じ価格となる。
このチタン製の旧サムライは7Sが故障とのことなので、修理します。
SRPC93については、誰がみても美しい。ブルーラグーンは買わなかったが、ブルーラグーンは熱帯のプーケットの海、こっちは沖縄か小笠原の海というイメージだ。文字盤の波模様も素晴らしい。オメガシーマスターを超えているじゃん。(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=t-4ONhh9x_E
保存用ね。
トラックバック
URL :
- NINJA300 - 2018年10月10日 10:46:03
28000円でクーポン10%引きだから25200円也。
90年代の時計なのでコンデンサーはまだまだまだ長持ちするはず。