「ナバホ・ネーション」

NINJA300はインディアンジュエリーが好物だ。
特に、ナバホ族のものが好きで、好きなアーチストはG.リーブス。私よりちょっと年上だが、既に故人だ。現在は、G.リーブスと彼のハーフブラザーのD.キャドマンのペンダントを保有しているが、機会があればリングやバングルにも興味があるが、やり過ぎるとインディアンと間違えられそうで・・・もちろん、インディアンの大自然を敬う精神性には敬意を持っている。だから、スカイストーンが好きなのだ。
様々な賞を受賞したG.リーブスは故人でもう作品は増えない。一日20~25程度の作品を一年で250日位製作するのだろうか?また、彼はホールマークを年代別に使い分けていて、死ぬ前の円熟のホールマークは筆記体のG.REEVESに”スター”。彼が製作したインディアンジュエリーは今後の値上がりは堅いのではないだだろうか(信じないでね)。

ところで、ナバホ族についての記事があったので、アップして記録しておく。

米国先住民が居留地の外で生きられない歴史的背景 米国ルート66 爆走11000キロ 第14回 高野凌 (定年バックパッカー)
ナバホ族は独自の陸軍を保有している
 4月27日(水)。アリゾナ州の観光名所グランドキャニオン、アンテロープ等を周るためにflagstaffから北上。アメリカ先住民ナバホ族の広大な居留地の真ん中を走る。8時半頃道路脇でテントの土産物屋が数軒並んでいたので立ち寄った。先住民の土産物屋はしばしば交易所(Trading Post)と表示されているが開拓時代の白人と先住民の物々交換の名残である。

土産物屋の先住民の女性
 開店準備をしているナバホ族の女性と挨拶して話していたらアメリカ先住民(昔はインディアンと呼んでいたが、最近はNative Americanが正式呼称とされているようだ)について日本人はほとんど無知であることを悟った。
 ナバホ族の人口は約100万人。ナバホ族の伝承によると4人の先祖が北方から現在の米国に移住してきたという。ナバホ族は最大の居留地(reservation)を保有しておりアリゾナ州北部からニューメキシコ州にまたがっている。連邦政府から自治を認められ“Nabajo Nation”として選挙で選ばれた大統領の下に自治政府がある。さらに自治警察だけでなく軍隊も組織しているという。

ナバホ族のアイデンティティーとは何か
 女性によるとやはり若い世代がナバホ族のアイデンティティーと誇りを失いつつあるのが深刻な問題という。そのために自治政府では4年前から学校教育でナバホ語を必修科目とした。ナバホ語は独自の文字を持っているが余りにも複雑なので子供たちが学習しやすいようアルファベット化した教科書を使用しているという。
 部族ごとに言葉が異なるがナバホ語はアパッチ語と近く、トピ語とはかなり異なるらしい。女性の世代は同世代間ではナバホ語を日常会話として使用しているし、オリジナルの文字は正確には書けないがある程度読むことはできるという。

ナバホ族は男尊女卑社会?
 ナバホの伝統文化は男尊女卑という。対外的・政治的に男性上位社会であり公式の席上では男性を立てなければならない。そして幼少時から“男女席を同じくせず”が慣習。また同じ姓(same clan)どうしでの結婚は厳禁。族長や親が相談して結婚相手を決めるので、いわゆるロマンスを否定する文化という。
 当時アメリカ大統領の予備選挙の最中であったが彼女によると彼女も含めてナバホ族でヒラリー・クリントンを支持する人間はいないという。女性が大統領になるということがナバホ族の価値観からはありえないとのこと。
 他方で面白いのは家の中ではむしろ“かかあ天下”であり働き者の女性のほうが怠け者の旦那よりも主導権を握っているという。

先住民の家は仮設住宅?
 土産物屋の女性と別れてからさらに北上するとナバホ族の人々の住居が点在している。荒涼とした丘が続き、ところどころに数軒の住居が集まって小さな集落が形成されている。
 住居は2LDKくらいの粗末な平屋ばかりで古びたプレハブ住宅のような外見だ。住居を囲んでいる柵も手作りのようで傾いていたり壊れていたり。停めてある車も年代物の中古のトラックやステーションワゴンばかりで新車は見当たらない。馬を飼っている家も時々見かけるが全く活気が感じられない。
 柵で囲われた庭には家電や箪笥等のガラクタが放置されているだけで花や木もなく殺風景この上ない。ナバホ族の住居の光景には彼らが数百年にわたり白人侵略者から受けてきた仕打ちに対する諦観のような“やるせなさ”を感じた。
 ルート66旧道沿線の田舎町は押し並べて寂れているがそれでも白人たちはそれなりに小ぎれいな住宅に住んでいる。先住民の平均所得は米国の最下層レベルであろうと容易に想像できた。

先住民は何をして生計を立てているのか
 ナバホの居留地を走っていてふと気づいた。耕作地がない。また牛、羊といった家畜が見えない。すなわち農業をしている形跡がない。なだらかな丘陵地帯で草も生えているので牛や羊の放牧くらいは可能なはずだが。
 道すがら道路工事をしていた。ナバホ族らしき人々が多数作業していた。どうも公共事業と民芸品製造を含めた観光業以外に現金収入はないようだ。
 コロラド川が馬の蹄鉄型に蛇行している景勝“Horse Shoe Bend”は世界各国からの観光客で溢れていた。それから近年パワースポットとして脚光を浴びているAntelope Canyonに向かった。Upper Antelopeに行くと入場料が48ドルであり退散。Lower Antelopeの入場料は28ドルだったので拝観することにした。
 UpperとLowerの両方のAntelope洞窟に共通しているのはスタッフが全員ナバホ族であることだ。明らかにオーバースタッフであり手が空いている若者はおしゃべりに興じたりスマホで遊んだりして暇つぶしをしている。男子も女子もポチャポチャしており肥満体型ばかりである。

考古学者のマリア
 4月27日(水)。夕刻Antelope洞窟見学を終えてから一路南下してKayentaのモーテルに泊まった。夕食後に付近を散歩。モーテルに戻ると隣の部屋の客がベランダで煙草を吸っていた。40代と思しき白人女性でありマリアと名乗った。
 彼女はボストン大学で考古学を専攻。専門はマヤ文明。メキシコ、グアテマラで何度も遺跡調査した。今回はナバホ自治政府の委託でナバホの遺跡を調査。マリアは離婚経験があり現在はボーイフレンドと暮らしているという。
 マリアによるとナバホは母系社会であるがやはり男尊女卑の伝統が強く残っており現在でも女性は役所や事務所などで雑用しか与えられないという。
 マリアは先住民の歴史について明快な見識を披露してくれた。米国連邦政府の先住民政策は代々一貫しており、先住民の生活空間を奪い白人移住者に土地を供給してきた。そして先住民の生活圏を確保するという名目で居留地を設定した。しかし居留地内でも金鉱が発見されたり白人農民の要求があれば容赦なく土地を収用してきた。
 その結果先住民は指定された荒れ地の居留地に押し込められ白人社会から分断された。先住民の生活水準向上や義務教育普及という政策を連邦政府が検討開始したのは1950年代以降である。つまり南北戦争後に徐々に市民権を確立していった黒人よりも先住民の社会的地位はずっと低いままであった。

ナバホの若者が肥満体になる深刻な構造的問題
 マリアによると歴史的背景もあり居留地で教育を受けたナバホの若者は居留地の外、すなわち白人社会に出てゆくことに消極的という。言葉や人種や教育水準の壁が彼らを内向きにしてしまう。居留地で暮らして一定の条件を満たせば年金や補助金をもらえるので最低限の生活は保障される。
 外部世界に出てゆけない若者たちは居留地で生活補助を受けながらガイド、ドライバー、土産売りといった観光産業の末端を担い、時には道路工事などの公共事業で手間賃を稼いでいるという構造である。
 Antelopeの観光事業は地元のナバホ族の権益なので無駄に多数の若者を雇用しているという。他方でグランドキャニオンなどは国立公園に指定されているためナバホの自治権は制限され連邦政府が直接管理しているので先住民にお金は落ちない仕組みという。
 「人生に夢や希望がなければ若者は生きる目標を失うわ。毎日TVを見てビールを飲んでポテトチップスを食べていれば肥満体になるのは当然よ。先住民の男の多くはアル中なの。だから居留地ではビールなどアルコール販売が禁止されているわけ」とマリアは嘆息した。

「旦那、小銭持ってるかね?」
 4月28日(木)。モニュメントバレーから戻り、夕刻Tuba Cityでビールを買おうと寂れた街を歩いていたらスーパーの横の暗がりからナバホの男数人が現れて“Do you have small change?”と小銭をねだってきた。彼らは小銭を集めてビールを買おうとスーパーの横でたむろしていたのだ。

⇒(第15回に続く)


G.リーブスもアル中で早く死んだのだろうか?来日時の実演動画を見る限り、アル中には見えないが(笑)、分からない。ナバホ居留区は核実験場にも近く、放射能被害もあったと聞く。
勇猛な狼が、動物園に入れらてしまったようなものだ。
インディアンを殺戮し、西海岸でシナ人を虐殺し、ハワイを侵略し、フィリピンを侵略し、シナを侵略しようとしたが、その前に邪魔だった日本を潰した。アメリカとはそういう国だ。20年代~戦争までのアメリカ西海岸での日系人への迫害をどうして日本の教科書では教えないのだろうか?





おたからや 買取専門出店数No.1



NINJA300保有のG.リーブスのペンダント。
裏側に筆記体のG.Reevesと”スター”のホールマークが付いているので、彼の最晩年の作品と分かる。


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NINJA300

Author:NINJA300
ASEAN在住日本人の資産運用ブログ。NINJA250からNINJA300へ排気量アップしました(2013/11)。

最近気付いた点は、自分が永遠に"a bud looking for bloom"であり、「捨石(a stepping stone)」であるということです(2015/03/26)。

☆☆☆ムーンフェイズ/月齢☆☆☆




☆☆フライング・トゥールビヨン☆☆



The Pirate's Code 1: Take every thing you can, give nothing back!

※データ記載には注意を払っていますが一人で書いておりますので、間違いが全くないというわけはないと思います。若し、間違いにお気づきになられた方はご一報いただければ幸甚です。また、ご承知のように、投資は全て自己責任ですので当ブログは一切責任を負いません。

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※また、徹底して日教組が大嫌いです。天敵だと思っていますので宜しくお願いします。

なお、プレビューは天龍寺の雲龍画。日本は「龍国」です。
http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/

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