高級時計の「格付け」
2008年のリーマンショックでアメリカ政府は富んだものに援助し、富者はさらに富者となった。本当は5年程度の調整期間が必要だったのに、アメリカ政府はそれを避けた。世の中は矛盾を先送りした。アメリカ政府は富者にコントロールされているからだ。
そして、「格差」は更に広がった。
アフリカや中東などの荒廃に加えて、先進国内では「格差」問題が熾烈を極める。
日本は世界標準からみれば「格差」の少ない社会なのだが、最近は年収10億、20億の会社社長も多く出現している。これは日本社会の伝統に反する。社長が平社員の100倍も働いているはずはないのにである。グローバル化が日本を侵食しようとしているのが現代である。
腕時計価格の上昇は続いている。PPやロレックスなどブランド価値と流動性を持つ時計の価格は株価など資産価格と連動するようになった。
この世界では、クオリティは大した問題ではない。クオリティと価格のコラレーション(相関関係)は低下した。
クオリティなら、セイコーのMM300とロレサブに価格差はそれほどないはずだ。シチズンのグランドツーリングとパネライルミノールの価格差もさほどではないだろう。しかし、現実には価格差は存在する。田中康夫の80年代のごとく、ブランドという記号を消費しているのだ。
参考:「格付け」の高級時計版。これらは常に変化する。
【上上】パテックフィリップ、ランゲ&ゾーネ
【上中】ブレゲ、バセロンコンスタンチン、オーデマピゲ、ピアジェ、ブランパン
【上下】ジャガールクルト、リシャールミル
【中上1】ショパール、FPジュルヌ、グラスヒュッテオリジナル、ロジェ
【中上2】ゼニス、IWC、カルティエ、ショーメ、モーザーパルミジャーニ、グルーベル
【中上3】ロレックス、ユリスナルダン、ボヴェ ジャケドロー
【中中1】オメガ、パネライ、ブライトリング、ルイヴィトン、コルム、,ウブロ、クロノスイス、ベダ&カンパニー
【中中2】タグホイヤー、ブルガリ、フランクミュラー、ボーム&メルシエ、モーリスラクロワ、ポールピコ、エベル、グラハム、シュワルツエチエンヌ、コンコルド、クエルボ・イ・ソブリノス、アランシルベスタイン
【中中3】ロンジン、シャネル、バルカン、マーティンブラウン、カルロフェラーラ、アントワーヌプレジウソ、シャウアー、ブヘラ、ペルレ、エベラール、ダービー&シャルデンブラン、ECW、ポルシェデザイン、ユニバーサルジュネーブ、モンブラン、ファーブルルーバー
【中下1】ノモス、フレデリックコンスタント、ベル&ロス、チュードル、リメス、ジン、アイクポッド、グリモルディ、ボール、チュチマ、モバード、ミューレグラスヒュッテ、ウォルサム、ラドー、エドックス、インビクター
【中下2】レイモンドウィル、ジャケエトワール、ジャンリシャール、レビュートーメン、エテルナ、ストーヴァ、オリス、ダンヒル、エルメス、クリスチャンディオール
【中下3】ティソ、エポス、ハミルトン、フォルティス、ドクサ、ユンハンス、ルイエラール、ハンハルト、ジュベニア、オーガストレイモンド、エニカ、シーガル、クロードメイラン、ボストーク、ポレオット、グッチ
【下上1】スウォッチ、セクター、ルミノックス、トレーサー、MTM、ティファニー、テクノマリーン、フォリフォリ
【下上2】ラコ、ゾディアック、スカーゲン
【下上3】ブローバ、タイメックス、ウェンガー、モンディーン、バルコ
【下中1】テクノス
【下中2】エルジン、ランボルギーニ
【下下】ピエールギオネ、RELAX、その他
参考:X軸をブランド力、Y軸がラグジュアリー度としたグラフ。投資としてみるなら、流動性に注意。

参考:ブランド時計の定番、シンプルモデル、クロノグラフ、ダイバーズ
NINJA300が小さい頃は南北問題が世界の懸念事項とされていた。今も南北問題はある(が、報道はされない)。実感をしたければ、南の国々へ旅行すれば実感できるし、時間がなければ鈴木傾城氏の著作を読んでみれば良い。キンドルの読み放題で安く読める。そこではカンボジアのベトナム人少女達の運命、インドやバングラデシュの最下層の女性達が描かれている。そこで描かれている世界は「地獄」だ。
世界の貧困を理解するのに役に立つ本。最初の2冊はショッキング。怖い方には「真夜中のカリマンタン」がお勧め。
NINJA300は今後、一時的な波乱局面はあってもこうした格差社会傾向の継続を予測する。
民主主義というフィクションをもつ社会は、偽装民主主義社会から貴族社会へ変質した。この後に来るのは何か?NINJA300はウォールストリートや多国籍企業を支配する一部の人間(ノーメンクラツーラ)がすべてを支配するグローバル主義時代(共産主義)が訪れるのではという懸念を持っている。
要するに、少数の者が多数を収奪する社会である。カースト制度を持つ「古代インド」のような社会である。世界は「古代インド化」しつつある。
(参考)TIER1~5までの格付け
.TIER 1 TOP LUXURY BRANDS WITH HERITAGE AND HISTORY/伝統と歴史を持つ最高級時計ブランド
A. Lange & Sohne, Audemars Piguet, Blancpain, Breguet, Girard-Perregaux, H. Moser & Cie, Jaeger-LeCoultre, Patek Philippe, Ulysse Nardin, Vacheron Constantin, Zenith
TIER 1a TOP LUXURY BRANDS BY INDEPENDENT MAKERS/独立系最高級ブランド
Bremont, Carl F. Bucherer, Christophe Claret, De Bethune, Devon, DeWitt, Dubey & Schaldenbrand, F.P. Journe, Franck Muller, George Daniels, Gerald Genta, Greubel Forsey, Linde Werdelin, MB&F, Parmigiani Fleurier, Philippe Dufour, Pierre Kunz, Richard Mille, Roger Dubuis, Urwerk
TIER 1b HIGH-END LUXURY BRANDS IN FAVOUR AND DEMAND/人気と需要があるハイエンド高級時計ブランド
Arnold & Son, Bovet 1822, Chronoswiss, Glashütte Original, Hublot, Hysek, HYT, IWC, Jaquet Droz, N.O.A., RGM, Romain Jerome
TIER 1c HIGH-END LUXURY BRANDS BY JEWELLERS/ジュエラー系ハイエンド高級時計ブランド
Antiquorum, Bulgari, Chanel, Cartier, Chopard, David Yurman, de Grisogono, Harry Winston, Piaget, Tiffany Watch Co., Van Cleef & Arpels, Wempe
TIER 2 POPULAR AND FAVOURED LUXURY BRANDS/人気があり好まれる高級時計ブランド
Bell & Ross, Breitling, Corum, Cvstos, Graham, Mont Blanc, Omega, Panerai, Perrelet, Ressence, Rolex, Speake-Marin, Tudor, U-Boat
TIER 3 MID-LEVEL LUXURY BRANDS/中級の高級時計ブランド
Baume & Mercier, Bedat & Co., Cuervo y Sobrinos, Eberhard & Co., Fortis, Glycine, Itay Noy, Longines, Maurice Lacroix, Paul Picot, Rado, TAG Heuer, Union Glashütte, Tutima
TIER 3a MID-LEVEL BRANDS/中級ブランド
Ball, B.R.M., Edox, Epos, Erhard Junghans, Frédérique Constant, Louis Erard, Kobold, Raymond Weil, Sinn, Wyler
TIER 4 ABOVE ENTRY-LEVEL BRANDS/エントリーレベルを超えるブランド
Alexander Shorokhoff, Bernhard H. Mayer, Cimier, Citizen, Ebel, Enicar, Hamilton, Ingersoll, Jorg Gray, Mido, Movado, Officina del Tempo, Oris, Revue Thommen, Seiko, Squale, UTS München, Vollmer, Zeno-Watch Basel
TIER 5 ENTRY-LEVEL BRANDS/エントリーレベルのブランド
Bulova, Casio, Cerruti 1881, Certina, Cyma, Festina, Luminox, Orient, Sovil et Titus, Suunto, Swatch, Timex, Tissot, TW Steel, Victorinox, Wenger
人によりブランド評価も異なるということだろう。NINJA300としては、やはり流動性を考慮するのが良いのではと思っている。
名の知れたブランド、例えばPPやロイヤルオーク、ノーチラスなどの雲上ブランドの商品やここではTIER2に分類されているが、広告費をよく使うロレックス。そのロレックスが力を入れている子会社のチュードル。最近はちょっと落ちるが、過去はムーンウォッチを発売したオメガ、ユリスナルダン、IWCなどはトップブランドだと思う。
個人的はNOMOSのデザインに注目している。ああいったバウハウスのデザインは過去にセイコーも機械式で出していたのだが、NOMOSが蘇らせた。シンプルで好きだ。ドイツ時計というところが、メルケルおばさんを思い出して嫌だがね。
以下は現在のNOMOS似の1992年発売のSEIKO。1992年に25万円で発売された。当時はまだクレドールラインは無かった。
Cal.6810で1.98ミリの薄さを実現した。

世界の時計ブランド・グループ図

そして、「格差」は更に広がった。
アフリカや中東などの荒廃に加えて、先進国内では「格差」問題が熾烈を極める。
日本は世界標準からみれば「格差」の少ない社会なのだが、最近は年収10億、20億の会社社長も多く出現している。これは日本社会の伝統に反する。社長が平社員の100倍も働いているはずはないのにである。グローバル化が日本を侵食しようとしているのが現代である。
腕時計価格の上昇は続いている。PPやロレックスなどブランド価値と流動性を持つ時計の価格は株価など資産価格と連動するようになった。
この世界では、クオリティは大した問題ではない。クオリティと価格のコラレーション(相関関係)は低下した。
クオリティなら、セイコーのMM300とロレサブに価格差はそれほどないはずだ。シチズンのグランドツーリングとパネライルミノールの価格差もさほどではないだろう。しかし、現実には価格差は存在する。田中康夫の80年代のごとく、ブランドという記号を消費しているのだ。
参考:「格付け」の高級時計版。これらは常に変化する。
【上上】パテックフィリップ、ランゲ&ゾーネ
【上中】ブレゲ、バセロンコンスタンチン、オーデマピゲ、ピアジェ、ブランパン
【上下】ジャガールクルト、リシャールミル
【中上1】ショパール、FPジュルヌ、グラスヒュッテオリジナル、ロジェ
【中上2】ゼニス、IWC、カルティエ、ショーメ、モーザーパルミジャーニ、グルーベル
【中上3】ロレックス、ユリスナルダン、ボヴェ ジャケドロー
【中中1】オメガ、パネライ、ブライトリング、ルイヴィトン、コルム、,ウブロ、クロノスイス、ベダ&カンパニー
【中中2】タグホイヤー、ブルガリ、フランクミュラー、ボーム&メルシエ、モーリスラクロワ、ポールピコ、エベル、グラハム、シュワルツエチエンヌ、コンコルド、クエルボ・イ・ソブリノス、アランシルベスタイン
【中中3】ロンジン、シャネル、バルカン、マーティンブラウン、カルロフェラーラ、アントワーヌプレジウソ、シャウアー、ブヘラ、ペルレ、エベラール、ダービー&シャルデンブラン、ECW、ポルシェデザイン、ユニバーサルジュネーブ、モンブラン、ファーブルルーバー
【中下1】ノモス、フレデリックコンスタント、ベル&ロス、チュードル、リメス、ジン、アイクポッド、グリモルディ、ボール、チュチマ、モバード、ミューレグラスヒュッテ、ウォルサム、ラドー、エドックス、インビクター
【中下2】レイモンドウィル、ジャケエトワール、ジャンリシャール、レビュートーメン、エテルナ、ストーヴァ、オリス、ダンヒル、エルメス、クリスチャンディオール
【中下3】ティソ、エポス、ハミルトン、フォルティス、ドクサ、ユンハンス、ルイエラール、ハンハルト、ジュベニア、オーガストレイモンド、エニカ、シーガル、クロードメイラン、ボストーク、ポレオット、グッチ
【下上1】スウォッチ、セクター、ルミノックス、トレーサー、MTM、ティファニー、テクノマリーン、フォリフォリ
【下上2】ラコ、ゾディアック、スカーゲン
【下上3】ブローバ、タイメックス、ウェンガー、モンディーン、バルコ
【下中1】テクノス
【下中2】エルジン、ランボルギーニ
【下下】ピエールギオネ、RELAX、その他
参考:X軸をブランド力、Y軸がラグジュアリー度としたグラフ。投資としてみるなら、流動性に注意。

参考:ブランド時計の定番、シンプルモデル、クロノグラフ、ダイバーズ
NINJA300が小さい頃は南北問題が世界の懸念事項とされていた。今も南北問題はある(が、報道はされない)。実感をしたければ、南の国々へ旅行すれば実感できるし、時間がなければ鈴木傾城氏の著作を読んでみれば良い。キンドルの読み放題で安く読める。そこではカンボジアのベトナム人少女達の運命、インドやバングラデシュの最下層の女性達が描かれている。そこで描かれている世界は「地獄」だ。
世界の貧困を理解するのに役に立つ本。最初の2冊はショッキング。怖い方には「真夜中のカリマンタン」がお勧め。
NINJA300は今後、一時的な波乱局面はあってもこうした格差社会傾向の継続を予測する。
民主主義というフィクションをもつ社会は、偽装民主主義社会から貴族社会へ変質した。この後に来るのは何か?NINJA300はウォールストリートや多国籍企業を支配する一部の人間(ノーメンクラツーラ)がすべてを支配するグローバル主義時代(共産主義)が訪れるのではという懸念を持っている。
要するに、少数の者が多数を収奪する社会である。カースト制度を持つ「古代インド」のような社会である。世界は「古代インド化」しつつある。
(参考)TIER1~5までの格付け
.TIER 1 TOP LUXURY BRANDS WITH HERITAGE AND HISTORY/伝統と歴史を持つ最高級時計ブランド
A. Lange & Sohne, Audemars Piguet, Blancpain, Breguet, Girard-Perregaux, H. Moser & Cie, Jaeger-LeCoultre, Patek Philippe, Ulysse Nardin, Vacheron Constantin, Zenith
TIER 1a TOP LUXURY BRANDS BY INDEPENDENT MAKERS/独立系最高級ブランド
Bremont, Carl F. Bucherer, Christophe Claret, De Bethune, Devon, DeWitt, Dubey & Schaldenbrand, F.P. Journe, Franck Muller, George Daniels, Gerald Genta, Greubel Forsey, Linde Werdelin, MB&F, Parmigiani Fleurier, Philippe Dufour, Pierre Kunz, Richard Mille, Roger Dubuis, Urwerk
TIER 1b HIGH-END LUXURY BRANDS IN FAVOUR AND DEMAND/人気と需要があるハイエンド高級時計ブランド
Arnold & Son, Bovet 1822, Chronoswiss, Glashütte Original, Hublot, Hysek, HYT, IWC, Jaquet Droz, N.O.A., RGM, Romain Jerome
TIER 1c HIGH-END LUXURY BRANDS BY JEWELLERS/ジュエラー系ハイエンド高級時計ブランド
Antiquorum, Bulgari, Chanel, Cartier, Chopard, David Yurman, de Grisogono, Harry Winston, Piaget, Tiffany Watch Co., Van Cleef & Arpels, Wempe
TIER 2 POPULAR AND FAVOURED LUXURY BRANDS/人気があり好まれる高級時計ブランド
Bell & Ross, Breitling, Corum, Cvstos, Graham, Mont Blanc, Omega, Panerai, Perrelet, Ressence, Rolex, Speake-Marin, Tudor, U-Boat
TIER 3 MID-LEVEL LUXURY BRANDS/中級の高級時計ブランド
Baume & Mercier, Bedat & Co., Cuervo y Sobrinos, Eberhard & Co., Fortis, Glycine, Itay Noy, Longines, Maurice Lacroix, Paul Picot, Rado, TAG Heuer, Union Glashütte, Tutima
TIER 3a MID-LEVEL BRANDS/中級ブランド
Ball, B.R.M., Edox, Epos, Erhard Junghans, Frédérique Constant, Louis Erard, Kobold, Raymond Weil, Sinn, Wyler
TIER 4 ABOVE ENTRY-LEVEL BRANDS/エントリーレベルを超えるブランド
Alexander Shorokhoff, Bernhard H. Mayer, Cimier, Citizen, Ebel, Enicar, Hamilton, Ingersoll, Jorg Gray, Mido, Movado, Officina del Tempo, Oris, Revue Thommen, Seiko, Squale, UTS München, Vollmer, Zeno-Watch Basel
TIER 5 ENTRY-LEVEL BRANDS/エントリーレベルのブランド
Bulova, Casio, Cerruti 1881, Certina, Cyma, Festina, Luminox, Orient, Sovil et Titus, Suunto, Swatch, Timex, Tissot, TW Steel, Victorinox, Wenger
人によりブランド評価も異なるということだろう。NINJA300としては、やはり流動性を考慮するのが良いのではと思っている。
名の知れたブランド、例えばPPやロイヤルオーク、ノーチラスなどの雲上ブランドの商品やここではTIER2に分類されているが、広告費をよく使うロレックス。そのロレックスが力を入れている子会社のチュードル。最近はちょっと落ちるが、過去はムーンウォッチを発売したオメガ、ユリスナルダン、IWCなどはトップブランドだと思う。
個人的はNOMOSのデザインに注目している。ああいったバウハウスのデザインは過去にセイコーも機械式で出していたのだが、NOMOSが蘇らせた。シンプルで好きだ。ドイツ時計というところが、メルケルおばさんを思い出して嫌だがね。
以下は現在のNOMOS似の1992年発売のSEIKO。1992年に25万円で発売された。当時はまだクレドールラインは無かった。
Cal.6810で1.98ミリの薄さを実現した。

世界の時計ブランド・グループ図

この記事へのコメント
短足おじさん二世さんはたしか、将来を「中世への突入」と書かれていましたよね?思い出しました。
王や皇帝はみえませんが、要はいわゆる資本家ではないでしょうか。例えば、サムスンの株式の半数を所有しているシティグループの株をホールドしているなんとかファンドとか基金とかを事実上支配している連中でしょう。名前はでません。メディアも配下にあるのでメディアも報道しないですね。
>>貴族社会は歴史の示すところは内乱と混沌へと続く。
続々とテロが発生しています。アメリカも社会分裂、シナも暴動が頻発。現状はその通りです。
>>一番の不安定要因は資源が有限だという事と見ています。
この点は認識が違います。武田邦彦先生によると、資源はほぼ無限にあるそうです。地表の原油だけではなく、大深度の石油も利用できる技術ができたからです。もうアメリカには中東の石油は必要ないわけです。技術とカネとつっこめば石油はいくらでも採掘できる時代に入ったのではないでしょうか?メタンハイドレートもあれば、コストさえ90ドル以上かければカナダのオイルサンドもあります。
日本は鎖国をしたために、独自の日本文化と細かい技術進化が可能となりました。当時もし、鎖国をせずに世界最強の戦国を継承する強兵を使ってシベリアに遠征すれば、黒竜江のシナ兵やコサック兵を蹴散らして、シベリアの東半分は日本領になっていたかもしれません。しかし、その代価は・・・今の日本文明は存在しないということです。
いままでの世の中はグローバリズムが急速すぎました。グローバリズムを100%否定するわけではありませんが、行き過ぎだと考えています。今後数十年は反グローバリズムの時代になると予想しています。反グローバリズムの時代≒伝統派・重視の時代であり、これは短足おじさん二世さんのおっしゃる中世かもしれません。
王や皇帝はみえませんが、要はいわゆる資本家ではないでしょうか。例えば、サムスンの株式の半数を所有しているシティグループの株をホールドしているなんとかファンドとか基金とかを事実上支配している連中でしょう。名前はでません。メディアも配下にあるのでメディアも報道しないですね。
>>貴族社会は歴史の示すところは内乱と混沌へと続く。
続々とテロが発生しています。アメリカも社会分裂、シナも暴動が頻発。現状はその通りです。
>>一番の不安定要因は資源が有限だという事と見ています。
この点は認識が違います。武田邦彦先生によると、資源はほぼ無限にあるそうです。地表の原油だけではなく、大深度の石油も利用できる技術ができたからです。もうアメリカには中東の石油は必要ないわけです。技術とカネとつっこめば石油はいくらでも採掘できる時代に入ったのではないでしょうか?メタンハイドレートもあれば、コストさえ90ドル以上かければカナダのオイルサンドもあります。
日本は鎖国をしたために、独自の日本文化と細かい技術進化が可能となりました。当時もし、鎖国をせずに世界最強の戦国を継承する強兵を使ってシベリアに遠征すれば、黒竜江のシナ兵やコサック兵を蹴散らして、シベリアの東半分は日本領になっていたかもしれません。しかし、その代価は・・・今の日本文明は存在しないということです。
いままでの世の中はグローバリズムが急速すぎました。グローバリズムを100%否定するわけではありませんが、行き過ぎだと考えています。今後数十年は反グローバリズムの時代になると予想しています。反グローバリズムの時代≒伝統派・重視の時代であり、これは短足おじさん二世さんのおっしゃる中世かもしれません。
非常に興味深い示唆ですね。
>(ノーメンクラツーラ)がすべてを支配するグローバル主義時代(共産主義)が訪れる
これは、少なくとも日本においてはありうるのではと思います。
団塊世代はテレビのイイナリ。スマホ世代は見事にスマホゲームで競争意欲を煽られ、SNSで一様にコンタクトの数を求め、まさにコントロールし易い羊に作り変えられました。
対して現代社会や潰し合う仕組みに強く疑問や不満を抱くのは、氷河期世代とさとり世代。だが彼等は大概貧乏であり、何を言っても負け犬の遠吠え的に扱われる。そして革命や暴動を起こすこともなければ、民主主義的に波を起こすこともない。
スマホに依存させ、解りやすい共通の敵を作り、ショック・ドクトリンで仕組みを自由自在に変える。もし裏の勢力とやらがいるとすれば、日本での実験にさぞかし満足でしょう。
ただ海外先進国の国民は、感情的にアンチグローバリズムをはっきり示しました。日本方式で彼等をコントロールするならば、そういう連中はとことん貧乏に、グローバリストには富を配給すれば良いのですが、なにせ彼等は数が多くてはっきり意思表示をしている。彼等がどのようにコントロールするのか見ものですね。
私としては無論、混乱が起きようともコントロール不能に陥ってほしいのですが。
>(ノーメンクラツーラ)がすべてを支配するグローバル主義時代(共産主義)が訪れる
これは、少なくとも日本においてはありうるのではと思います。
団塊世代はテレビのイイナリ。スマホ世代は見事にスマホゲームで競争意欲を煽られ、SNSで一様にコンタクトの数を求め、まさにコントロールし易い羊に作り変えられました。
対して現代社会や潰し合う仕組みに強く疑問や不満を抱くのは、氷河期世代とさとり世代。だが彼等は大概貧乏であり、何を言っても負け犬の遠吠え的に扱われる。そして革命や暴動を起こすこともなければ、民主主義的に波を起こすこともない。
スマホに依存させ、解りやすい共通の敵を作り、ショック・ドクトリンで仕組みを自由自在に変える。もし裏の勢力とやらがいるとすれば、日本での実験にさぞかし満足でしょう。
ただ海外先進国の国民は、感情的にアンチグローバリズムをはっきり示しました。日本方式で彼等をコントロールするならば、そういう連中はとことん貧乏に、グローバリストには富を配給すれば良いのですが、なにせ彼等は数が多くてはっきり意思表示をしている。彼等がどのようにコントロールするのか見ものですね。
私としては無論、混乱が起きようともコントロール不能に陥ってほしいのですが。
日本人は自分らを民度が高いというが、それはシナ人と比べての細かい範囲でのこと。逆からみれば、バイタリティが無いということです。日本賛美の人には耳が痛いだろうが、現在のシナは完全な独立国だが、果たして日本はどうなのか?
私の考えでは、中曽根首相作詞の唄にあるように、マッカーサー憲法ある限り日本はマッカーサーの配下なのですよ。占領憲法=武装解除憲法DEATH.
70年もこの武装解除憲法をほっておいた国民の民度が高いのか?はなはだ疑問です。
要は、日本人というのは自分を変化させることができない国民ではないのか?統治者にとって非常に統治しやすく調教されただけの国民ではないのか、と思う。
だれも間違ったことに対して何も言わない・・これを民度が高いと呼ぶのか。いや、云わないでしょ。平和は戦争をして獲得する。平和は戦争と戦争の間の期間であるというクラウゼビッツの平和の定義がわからない。読んでも、そういう思考法がないからわからない。だから、人権弁護士みたいな阿呆がでてくる。
自民の右にある党にはぜひ出てほしいですね。早稲田法の岸田や稲田じゃだめだ。日本の将来は暗いです。WGIにやられました。金玉とられました。半分残っていればいいのですがね。半分でも子供はできますから。
また、日本人は自分のテリトリーを犯されたときに戦うという習性がある。しかし、戦略的思考をすればそれじゃすでに手遅れなんです。それが分からないのがほとんどの日本人の思考法で、分かっている日本人もいるのだが政治を動かすまでにいかなかったのが歴史の示すところです。
私の考えでは、中曽根首相作詞の唄にあるように、マッカーサー憲法ある限り日本はマッカーサーの配下なのですよ。占領憲法=武装解除憲法DEATH.
70年もこの武装解除憲法をほっておいた国民の民度が高いのか?はなはだ疑問です。
要は、日本人というのは自分を変化させることができない国民ではないのか?統治者にとって非常に統治しやすく調教されただけの国民ではないのか、と思う。
だれも間違ったことに対して何も言わない・・これを民度が高いと呼ぶのか。いや、云わないでしょ。平和は戦争をして獲得する。平和は戦争と戦争の間の期間であるというクラウゼビッツの平和の定義がわからない。読んでも、そういう思考法がないからわからない。だから、人権弁護士みたいな阿呆がでてくる。
自民の右にある党にはぜひ出てほしいですね。早稲田法の岸田や稲田じゃだめだ。日本の将来は暗いです。WGIにやられました。金玉とられました。半分残っていればいいのですがね。半分でも子供はできますから。
また、日本人は自分のテリトリーを犯されたときに戦うという習性がある。しかし、戦略的思考をすればそれじゃすでに手遅れなんです。それが分からないのがほとんどの日本人の思考法で、分かっている日本人もいるのだが政治を動かすまでにいかなかったのが歴史の示すところです。
ケント・ギルバ-ト氏の言葉、「『バカ』に国防を依存する日本人はもっとバカだ!」。
その通りです。私も同じ意見でございます。究極的には偽装ではあっても民主主義国家で究極的な責任は主権者の意識の低さにあるのではないでしょうか?
この記事 http://ninjafighter.blog.fc2.com/blog-entry-2200.html に書いたように、日本を貶めているのは日本人である現実。まるで、身体に発生する悪性細胞のようなものです。発がん物質は戦後教育であり、マッカーサー憲法です。
その通りです。私も同じ意見でございます。究極的には偽装ではあっても民主主義国家で究極的な責任は主権者の意識の低さにあるのではないでしょうか?
この記事 http://ninjafighter.blog.fc2.com/blog-entry-2200.html に書いたように、日本を貶めているのは日本人である現実。まるで、身体に発生する悪性細胞のようなものです。発がん物質は戦後教育であり、マッカーサー憲法です。
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偽装民主主義社会から貴族社会 - 短足おじさん二世 - 2017年05月29日 06:57:54
現代世界の闇と日本への圧力の原点ですね。まさに慧眼だと思います。
しかし現状がそうだと理解したとして、ではそこからどう生きてゆくかは難しいですね。
現代が貴族社会と考えると貴族の上に立つ王・皇帝は誰なのか、この姿の見えにくい相手こそ問題の根なのでしょう。
貴族社会は歴史の示すところは内乱と混沌へと続く。多分そうなるでしょう。一番の不安定要因は資源が有限だという事と見ています。