「混乱の時代」へ

作家の宮崎正弘氏は今後を「混乱の時代」と読んでいる。同感!

斉藤進氏によれば、コンドラチェフサイクル(長期循環50-60年)は、第一次大戦後の1920年頃ピーク、1954年(昭和29年)がボトム、1954年以降1981年まで上昇期。1981年から2015-16年までが下降期となる。下降期では長期金利が低下する。


(注意)上図はキャピタルトリビューンとかいう会社の作成で斉藤氏のコンドラチェフサイクルとは異なる。斉藤氏は、ピークを1920年、ボトム1954年、ピーク1981年、ボトムが現在とする。

 産業革命は、一八世紀後半にイギリスで始まり、順次に欧州大陸、米国、日本などに外延的に拡大して来ました。日本及び日本統治下にあった台湾・朝鮮半島の場合には飛び地的に、明治維新を経て一九世紀後半から二〇世紀初頭には産業革命が開始されたと言えます。しかし、その他の東アジア・東南アジア全般で産業革命が開始されたのは、ようやく過去半世紀余りの時期と言えましょう。それも、貿易・資本移動を通じて世界経済に本格的に組み入れられ始めたのは、最近四半世紀のことに過ぎないと言えます。換言すれば、イギリスで開始された産業革命の波は、二〇〇年余りの時間を掛けて漸く地球を一周したと言えます。

 イギリスで開始した産業革命の波が世界に外延的に拡大して行く過程で、世界経済は単純に右肩上がりに成長して来たわけではありません。
 経済が成長して行く過程では、成長の速度(経済成長率)は上昇・下降を繰り返して来ました。経済成長率が、下降期にはマイナス、すなわち経済活動の絶対的規模が縮小する時期もありました。この経済成長率の上下振幅が景気循環です。

 景気循環の代表的なものとしては、周期が三年から四年の短期の在庫循環、周期が八年から一〇年の中期の設備投資循環、そして、周期が五〇年から六〇年の超長期循環(コンドラチェフ循環)の存在が指摘されて来ました。

 超長期循環は、ロシア人経済学者ニコライ・D・コンドラチェフが一九二〇年代の論文で、一八世紀末から一九世紀、二〇世紀初頭までの欧州各国や米国などの長期の物価、金利、賃金、外国貿易などの経済活動全般の変動の分析に基づいて、その存在を指摘したものでした。「発見者」に因んで、コンドラチェフ循環とも呼ばれて来ました。フランス革命直前から第一次世界大戦終結直後の長期に、二周期半の超長期循環が存在し、一九二〇年以降は第三超長期循環の下降期に入ったとするものでした。
(引用、斉藤進)・・・大変参考になるのでアップ。

二〇世紀を通じて世界経済の中核国であった米国経済の金利で見ると、下降期は一九二〇年代初めから一九五四年まで、同年から始まった上昇期は一九八一年まで続きました。一九八一年以降から堤在までは、依然として超長期の下降期にあると言えます。

 現実に、物価変動率は、一九七〇年代に世界的にピークを迎え、一九八〇年代に入って下降期に入りました。
 そして、最近の四半世紀には、超長期循環の下降期の前半に特徴的な経済現象が、世界経済の中核地域、すなわち日本、米国、欧州で順次起きて来たと言えます。すなわち、物価変動率、経済成長率の長期的な低下傾向、株価や不動産価格などの資産価格の高騰(資産価格バブルの形成)と崩壊(株価・不動産価格の大暴落)などです。日本の場合には、この超長期循環の周期が七年から一〇年ほど先行していると見ると分かり易いでしょう。

 超長期循環の下降期の後半には、物価変動率、経済成長率の一層の低下、すなわち長期の経済低迷が続くのが最近二世紀あまりのパターンですが、それに如何に対処するかが日米欧三極の経済が抱える課題と言えましょう。
(同引用)






一方、宮崎氏は、以下のフリップを掲げ、混乱の時代を予言している。




オバマは対シナ政策で親米となったベトナムを訪問し、伊勢志摩サミット、広島を訪問する。歴史の大きなイベントだ。
そして、トランプ旋風だ。混乱の時代が到来するだろう。

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- NINJA300 - 2016年05月24日 09:59:31

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