【セイコーダイバー】SRP637

今までシュラウド付ダイバーは買ったことはありませんが、これ(SRP637)はカッコいいし、お手軽ですね。





【セイコーダイバー】セイコー「3rdダイバー」復活か。

セイコー5の販売店として日本で最も有名な「Mr.Shop時計屋さん」の掲示板で、店主のF氏が3rdダイバー復活情報を提供したようだ。いままで半信半疑だったが、市場の要請に海外セイコーが敏感に反応したと思われる。発売日は、来月とか来年1月とか来年6月とか諸説がある。

以下はコラ。F氏によれば、デイトだけの4R系キャリバーだという。








安倍外交と習・札束外交

シナの習近平は今月5日、6日にベトナムを訪問し、その後、シンガポールへ向かって、シンガポールでは台湾の馬総裁と会談した。
「馬」という姓名からもともと遊牧民族出身だということがわかる。羊と一緒に住み、羊の足を食べてきた民族だ。したがって、漢民族ではないのだが、シナでは漢民族ということになっている。理由は、そもそも漢民族という概念が存在しないからだ。あえて言えば、現在、シナ領土内に住む明らかに少数民族でない人々はすべて漢民族という広い、包含的概念だろう。

習はお得意の「札束外交」をベトナムで繰り広げ、ベトコムバンクなどに融資を約束し、ベトナム官僚など有象無象にカネをばら撒いたことだろう。そのうえで、習はベトナムに、共同声明で「台湾独立を支持しない=国民党を支持する」と発表させた。
ベトナムは、日本とちがって、数千年の歴史的経験から外交が巧みで、シナの外圧を避けるためには表はシナの指令に従う(面従腹背)のが得策と考えている。韓国と少し似ているが、違う。韓国人は「プライド」も「魂」もシナに獲られたが、ベトナムはそうではない。米国に勝利して「魂」を取り戻した。韓国はベトナム戦争では米軍の支援部隊として戦っただけだ。韓国人やシナ人は強者には弱いが、弱者には居丈高になるのが特徴だ。ベトナム戦争時、韓国軍はベトナム女性をレイプしまくった。朝鮮戦争では、中心になって戦ったのは米軍である。韓国軍ではない。シナの情けない属国・韓国と違って、「魂」が掴んでいるベトナムは日米と結んでも日米一辺倒になるようなリスクを嫌い、常に、ロシアを入れてバランスしようとする独自外交である。

シンガポールで習近平は、馬総統と首脳会談を行った。習、馬ともに「反日政治家」で、両者は易姓革命伝統の嘘で塗り固めた「中華歴史書」作成で合意した。
台湾では、来年1月(1/16)に総統選挙、国会議員選挙が控えるが、台湾世論は「親シナ」の国民党ではなく、民進党の蔡英文氏に傾いている。馬は支持率9%前後だそう。一方、民進党党首・蔡英文は今年5月末に訪米して、タイムマガジンの表紙になったのは記憶に新しい。来年1月の選挙は見ものだ。



ベトナムでは、習のシンガポールでの「南シナ海は古くから中国の領土」とした発言を「赤い2枚舌」として不快感が高まっている。ベトナムでは、習は南シナ海領土問題について「適切に処理する」と発言していたからだ。ベトナムのメディアは「化けの皮が剥がれた」と反発したが、ベトナム政府高官や外務省は習主席のシンガポールでの演説についてノーコメント。上部官僚へ「山吹色」が威力を発揮したと想像する。

習の札束外交は、シアトルではボーイング737(B737)を250機など計300機を購入、イギリスでは原発の33%出資など多額のものだが、経済崩壊で「いうだけ大将」の空手形となるだろうが・・・シナの14億8000万人のうち、中流は4億8000万人と緩めに仮定しても、残りの10億人は悲惨である。札束外交はこの10億人の犠牲の上にあることを、ドイツやイギリスはわかってんのか!いや、わかっているのだろう。自国が栄えればそれでよい。外交とは国益を追求するものである。だから、日本も冷徹に「関わったら酷い目にあう」だろうから見てみぬふりをしておけばいい。シナにはシナの「悪が常に勝利する」という壮絶な歴史がある。日本企業は早くシナから「足抜け」を進め、政府は国民の血税をシナのためにできるだけ使わないことが国益である。

一方、安倍首相は10月22~28日にトルクメニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、キルギス、カザフスタンを歴訪し、各国首脳と個別に会談した。いずれもシナの日本からみて反対側で日本にとって戦略上の重要国・地域だ。11月13日午前にはトルコで開かれる主要20ヶ国・地域首脳会議などに出席するため政府専用機で羽田空港を出発した。同日にはイスタンブールでエルドアン大統領と会談する。トルコ南部アンタルヤで開かれるG20首脳会議に出席後、17日にいったん帰国し、その後、18~23日の日程で、フィリピンでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)とマレーシアでの東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の二つの首脳会議に出席する。
真打はその後だ。現在、ロシアのプーチン大統領との会談を調整中。もし、日本がロシアと結べば、シナは長期戦略上で詰む(日本の勝ち)。しかし、米国とロシアは激しく対立している。日本が米国との合意なしにロシアに必要以上に近づけば、日本は米国の信頼を無くす。それはできない。一方、かりに、ロシアが苦し紛れにシナと結べば、シナの勝ちとなるだろう。しかし、ロシアは南東シベリアを失うリスクを負うことになる。シナ東北部は3億人の人口密集遅滞、南東シベリアは満州とたいして気候は変わらず、所得水準はシナの3倍の人口希薄地帯。プーチンがシナとの友好政策をとれば、長期的にはシベリアはシナ人で溢れかえることになろう。元々、ロシア人はシナ人をキッタイと呼び、大嫌いだ。したがって、ロシアはシナとは結べない。但し、ロシアを追い詰めれば、ロシアは一時的にシナと結ぶ可能性もある。それが外交というものだ。日本人のココロには旧ソ連嫌いがある。裏切り、虐殺、強制労働。しかし、考えてみれば、アメリカは捕虜を殺し、沖縄・東京・広島などで市民を虐殺した。万が一、ロシアとシナが結べば、世界情勢は複雑化し、危機が高まる。



習の札束外交と安倍首相の対シナ封じ込め外交。両国の動きは後世の歴史書に記録されるかもしれない。


ヒトとおカネの組み合わせは4パターン、幸せへの道は2通り

参考のために、記録しておきます。個人的には、株式市場で成功するためには、ふてぶてしさと厚かましさ、つまり「フツパ」が必要だと私は思っております。この著者の場合は、背景の野村證券という看板が前提になっていると思います。一向に構いませんが、私にとっては、「フツパ」が重要です。今は亡き「烈海王」を目指します(笑)。

ヒトとおカネの組み合わせには4通りある。そしてこの4通りしかない。
おカネがたくさんあって幸福な人(幸福な富裕者)
おカネがたくさんあっても不幸な人(不幸な富裕者)
おカネがなくても幸福な人(幸福な貧者)
おカネがなくて不幸な人(不幸な貧者)

金銭的に成功しても、精神的に不幸な人はたくさんいる。そいう人は「おカネでの成功者」ではあっても「幸福者」ではない。幸不幸は主観の問題であり、本人が幸福と思っていればそれは幸福なのだ。
よって、ほとんどの人々は1番目か3番目の形で幸福者になることを望む。また1番目と2番目の差、幸福になれる者とそうでない者の違いは、読者諸賢の関心を常に集めるところである。
そこで本稿では、まず1番目と2番目の違いが生まれる要因について述べる。次に、かつて左翼学生だった私自身が3番目を選ばなかった理由を説明する。最後に、現役ビジネスパーソンが「幸福な富裕者」になるための条件とポートフォリオ方針について触れてみたい。

私は仕事柄、これまでの人生で、資産運用に成功し財をなした富裕者をたくさん見てきた。
その中には、物心両面で成功しそれを持続できる人たちもいれば、一時成功しても没落する人たち、おカネがあっても幸福を感じられない人たちもいた。
彼らを分かつのは何であろうか?たくさんの「幸福な富裕者」と「不幸な富裕者」を観察することで、それぞれに共通する、何かしら一般的な傾向を見いだすことは可能だろうか。答えは是である。
簡単明瞭に言う。「幸福な富裕者」と「不幸な富裕者」この両者を分かつ最大の要因は、「運」をのぞけば、富を構築する過程やその後における「生活態度」にあった。
すなわち、1つには自律的で質実な生活態度。もう1つには最低限の法律・契約を必ず守るという規範意識。この2つの違いにほぼ全てがかかっている。
筆者の経験上、これがモロに市場活動の結果として反映される。市場からカネを獲って来ようとする心がけは、まず日ごろの生活態度から始まるのである。
もっとも私自身は「自律して生きている」と断言できるほど立派な人間ではない。ただ、そういうものを志向し生きている人間だというにすぎない。だがこの「志向」こそ、市場での誤りを少なくする投資の基本中の基本なのだ。
筆者がブラックマンデーや平成大バブル、リーマンショックにおいて事前に全株を売り抜けられたのも、大底を買って金融資産を構築できたのも、ひとえにこの生活態度のお陰であって、特別の放れ業ではない。質実な生活と常識があれば足りることである。

確かに運も大いにある。否、運ほど強いものはない、とも断言できる。現に私がこうしてココでイマ呼吸しているのも執筆しているのも皆「運」である。だが、こう言うこともできる。「運命は性格の中にある」のであり「人は自分の性格に合った事件にしか遭遇しない」のだと。芥川龍之介と小林秀雄の言葉である。

「不幸な富裕者」は、富を求める過程やその後の生活において態度を崩し、結果として法律か契約かのいずれかを、あるいはその両方を破ってしまう。またこのタイプは往々にして、常軌を逸して「貪欲」な傾向があった。これが良くないのだ。

ここで言う「貪欲」と、「利己心」は異なる。「利己心」は生物としてのヒトの遺伝子に組み込まれた誰もが持つものであり、決して悪いものではなく、むしろ健全なものだ。利己心を悪と考える人も多いが、それは大いに間違っている。そういう人は思考放棄状態で暮らしてきた人間である。

現実には「利己心」ではなく「度を超えた貪欲」がヒトを誤らせる。健全な利己心がなければ富裕者にも成功者にもなれない。アダム・スミスは18世紀末に「利己心が公共の利益を促進していく」として自由市場経済の原理を説いたが、この辺はしっかり理解しておかねばならない。

欲するべきはカネか自由か?幸福な富裕者と不幸な富裕者の違い
「幸福な富裕者」は、自由を求めて自律的に生きることを通し、自分なりの律法と健全な金銭観を持つに至る。だからこそ、カネを持った後も「カネの毒」に冒されないという共通点がある。「不幸な富裕者」にはそれらがないから不幸になる。

「幸福な富裕者」ないしそれを目指す者と、ジョージ・ソロスのように1兆円を慈善事業に投じたり、ジム・ロジャーズのようにオートバイで世界一周冒険旅行に出かけて各地で巨富を成したり、ジョン・テンプルトンのようにカリブ海で晩年を優雅に過ごしたり、そういう人々は違う。

「幸福な富裕者」は、巨万の富を目指して生きているわけではない。彼らが欲するのはズバリ「自由」である。私にしても、野村証券でヤリ手支店長だった若い頃から、78歳の現在に至るまで、目指すところは常にこの「自由」であった。
では「自由」とは何か。私の答えはいたって単純である。「やりたいことがやれること、かつ、やりたくないことをやらないでいられること」ただそれだけである。これ、自由の必要条件だ。
さらに、もう少し付け加えよう。やりたいことは結構あって、やらねばならないことはきわめて少ない、という状態がいちばん望ましい姿である。これ、自由の十分条件だ。

永井荷風は文学者としては多額の金融資産を持っていたことで有名であるが、それは「私の自由のためのカネだった」と書いている(『摘録 断腸亭日乗』岩波文庫 / 1987年)。彼はカネを作りながら文学をものした。彼は戦時中に、書きたくない戦争文学を書かないでいられる自由、やりたいことがやれる自由を求めて、おカネをつくったのである。

やりたいことは誰にでもあるはずだ。私もたくさんある。若い頃からやりたいことはたくさんあった。それは何かといえば、実はたいしたことではないのだ。いずれも、ささやかなものばかりである。
何回も行った海外の好きな国々や、いまだ行ってない秘境を自由な気分で旅したい。涼風爽やかな避暑地でゆったり読書をしてモノを書きたい。シングルプレヤーの座は保持できなくなったが、ゴルフの試合にもまだ挑戦したい。ケニアやタンザニアでのサファリや長野県での狩猟も続けたい。

あげればキリがないが、その多くはこれまでの人生の中でも、そして現在も実現中である。たとえば、海外旅行は好きなアフリカやアラビア地域を中心に年4回は行っているし、フライトは自由にパソコンを使えるようにビジネスクラス、ホテルは五つ星と決めている。狩猟歴は40余年で、毎冬の猟期に鹿や猪を2~5頭狩っている。ゴルフは――と書いていくと自慢話と思われそうなので、もうやめておこう。

だが、あなたにも、このような「やりたいこと」があるだろう。自分に置き換えて考えてみてほしい。要するに「自由」の選択肢を広げ、人生の可能性を広げるためには、おカネは多ければ多いほどよい、という順番である。私が「やりたいことをやれる自由」を謳歌できるのは、株式市場でつくってきた多少のおカネがあるからだ。

カネでは買えないものがあるのは確かだが、カネで買える自由や安定が非常に多くあることもまた事実であろう。カネがないとやりたいことは制限されてしまうし、第一に、心の安定も生まれない。古代の賢人曰く「恒産なくして恒心なし」である。

「不幸な富裕者」も、本来欲すべきはこの「自由」のはずなのだが、彼らは「カネこそすべて」の誤謬に陥いるため、幸福を実感できなかったり、自律的で質実な生活態度を維持できなくなって没落するのである。
自由と自律は不可分である。私はそれを、様々な書物――中学時代、英語教師に薦められた池田潔『自由と規律』(※1)、高校時代に読んだ井上靖『あすなろ物語』(※2)、大学のゼミ教授が三田評論に寄稿した、自由を求めて自律して生きる趣旨のエッセイなど――を通して学んだ。

富豪をめざす必要は私にはないが、カネをつくることは少しも悪いことではない。どころか、「度を超えた貪欲」の過ちさえ犯さなければ、その道程で自分が磨かれていくのである。

凡人に「幸福な貧者」は不可能、自然体の「幸福な富裕者」を目指せ
ところで、最初に挙げた4つのパターンのうち、(3)おカネがなくても幸福な人(幸福な貧者)は幸いなるかな、あえて利己心を抑制して精神の安寧を確保した哲人である。

京都郊外の1丈四方に棲んで静かに生きることを選んだ鴨長明や、ほとんど無銭のまま野たれ死に覚悟で作詩の旅に出た松尾芭蕉。あるいは架空の人物だが宮沢賢治が「雨にも負けず、風にも負けず……そういうものに私はなりたい」と書いた人――。
彼らのように、徹底的に金銭を無視して世間の片隅で静かに生きていけるなら、その人は確かに幸福であろう。

だが、その境地に達するよりは「幸福な富裕者」に達するほうが私には遥かにラクな道だと考えた。事実、その通りだった。私は大学2年の頃、「幸福な富裕者」と「幸福な貧者」のどちらを選ぶべきか大いに悩んだ。当時、左翼学生だった私は「幸福な貧者」にむしろ憧れる面すらあった。
その頃、のちに53年間の古女房となる幼な友だちは「おカネはなくても私たちが幸福と感じればそれが幸福なのよ」と哲学者めいたことを言ってくれもした。だが、私は教室でJ.M.ケインズと遭遇し、俄然おカネの世界に目覚めたのだった。

ケインズは官僚として学者として、また熱い恋の人として八面六臂の活躍をしたが、一方で投資市場の果敢なプレイヤーでもあって、個人で100億円ほどを儲け、母校ケンブリッジ大学の資金を運用して13倍に増やした傑物である。まさに「投機は自由のための彼の闘いであった」(R.F.ハロッド著『ケインズ伝』塩野谷九十九訳 / 東洋経済新報社 / 1967年)。

大学2年からの3年間、ケインズの生き方や理論に触れていくうち、私は左翼学生から「転向」して証券会社に進んだのであった。
「転向」は「変節」ではない。変節は自分自身の節義を破ることだから私たちは蔑視したが、転向はむしろ畏敬した。転向とは、自己の過ちを認識して自己批判した後に、方向を自ら変えることを宣言し進むことだからだ。
私はこの頃から、おカネと幸福との関係を真摯に考えるようになった。その結果が「幸福とは、やりたいことをやれて、やりたくないことをやらないでいられる自由な状態である」という明快な定義だった。そして、私には「幸福な貧者」よりも「幸福な富裕者」を目指すほうが、よほど容易かったのである。

だから、次頁で読者諸賢にご紹介する「幸せな富裕者」の生活態度も、鴨長明や松尾芭蕉になることに比べればはるかに簡単で、誰にも実践できるものとなる。

常勝の心得「自分の本業を知る者にこそ、相場の神は味方する」
ウォール街には「つむじ風の真ん中にいる者ほど風の方向が分からないものだ」と和訳された格言がある。
目的と手段を取り違え、おカネをつくることにのめり込んでしまう人がいるが、これは却って逆効果を生む。株式投資にのめり込んでも、そんなに儲かるわけではない。儲かるどころか逆に大損する場合も多い。
現役ビジネスパーソンのポートフォリオは、本業における年収が中心に据えられていなければならない。
読者諸賢は、何らかの本業を持っておられる方々が多いと推測する。もし投資活動でおカネを増やし、それでもなお、自分は本業を中心にこれからの人生を築き上げていこうと考えられるなら、それはめっぽう正しい「生活態度」と言える。
私は読者諸賢と、富裕者になる前はもちろん、なった後でも必ず役に立つ「常勝の心得」を共有したいと思って本稿に取り組んだ。

その心得とは「株と絵は遠くから見よ」の口伝である。私の現職時代の先輩は「株と女は遠くから見よ」と言っていたが同じことだ。
要するに、株式投資にのめり込みすぎることなく、本業を中心に自分の人生を設計し、一定の距離を置きながら株式市場で着実に資金を増やしていく。これこそが最も大事な「常勝の心得、第一」であり、「幸福な富裕者」と「不幸な富裕者」を分かつ最大要因であり、多くの「幸福な富裕者」に共通する生活態度なのである。

本稿は、何十万人に1人の幸運に遭遇する投資家や、特別に才能のある投資家を対象にしたものではない。普通の、常識的な、99.9%の大多数を対象としている。だから、少々の努力を継続できれば、という条件付きではあるが、誰にもできる方法を述べるようにした。
天は、滅ぼそうとする富裕者に、まずカネを与える。その人はカネの毒にあたって自ら滅ぶ。さすれば天は手が省けるというものだ。このことを、くれぐれもご注意いただきたい。

私もこまれで証券マンとして、企業経営者として、一投機家として、様々な誘惑と戦ってきた。その経験を生かし、読者諸氏が魑魅魍魎の誘惑に打ち克つ方法について、具体的な事例を交えてご紹介する予定である。
私の知る「幸福な富裕者」は皆、法律や契約を執拗なほど頑なに守ってきた。勘違いしないでいただきたいが、これは倫理観ではなくあくまで損得勘定の話である。
知ってか知らずか、契約を破って没落していく「不幸な富裕者」
私自身や、私の知る「幸福な富裕者」は皆、法律や契約を執拗なほど頑なに守ってきた。「お金持ちは狡い人間」と思っている人にとっては、もしかすると意外に感じるかもしれない。だが事実である。

なぜ「幸福な富裕者」は約束を守るのだろうか。それは、「幸福な富裕者」は、最低限の約束を守らなければ最終的にワリを食うのは自分であることを、真の意味で深く理解しているからである。だから法律や契約を遵守する。ゆえに怖いものがない。
勘違いしないでいただきたいが、これは道徳や倫理観ではなく、あくまで損得勘定の話である。「幸福な富裕者」は、経済合理的な選択として、いちど交わした約束を必ず果たす。

「幸福な富裕者」がすべての面で徹底的に損得計算ができるのに対し、「不幸な富裕者」はおカネの面でしか損得計算ができない、と言えば伝わりやすいかもしれない。
「不幸な富裕者」は富の構築過程で一時的にせよ法律や契約を破る。これが身の破滅につながる。そうでなくとも不幸に陥る原因となる。私はそのような人を数多く見てきた。

読者諸賢も一度は見聞きしたことがあるであろう卑近な例を挙げるなら、例えば「生前のあの人はお金持ちだったけど、死んだ後に子どもたちが相続争いで大喧嘩だそうだ。裁判で判事から和解を促されたのに、それでも高裁までいっちゃって。これじゃあ、おカネがいくらあっても不幸だネ」などという話だ。
このような悲劇は、その富裕者が民法上の相続ルールを(知ってか知らずかはさておき)“破る”ことで生じるのだ。彼は生前、子どもたちのために相続ルールに則った配分の遺言証書を作らなかった。すなわち法律と約束事(契約)を無視している。
それから、「あの人は気の毒にねぇ、お金持ちすぎて国税庁の調査が入ったそうよ。おカネがあってもこれじゃあ幸福ではないわネ」といったトラブルもそうである。税法という基礎的な法律を破っている。
不幸な富裕者が転落したとき、周囲の人間は決まって「あの人は気の毒に」と言う。これのホンネは「いい気味だ」である。だが、契約と法律を守ってさえいれば人様から「いい気味だ」と後ろ指を指されることはない。税務署も国税庁も警察も、何も怖くない。ヤクザや暴力組織すら怖くはなくなる。

私の経験では、これらが怖いと言う者はおしなべて、法律は守っても契約(約束ごと)を守らなかったり、逆に契約は守っても法律を破ったりしていた。
「法律と契約を守る者にとっては」という括弧付きで、おカネは多ければ多いほどよい。おカネこそは、私たちの人生を真に自由たらしめるカギとなるものである――
と、理屈ばかりでは退屈だろうから、次頁から筆者の実体験をご紹介しよう。自分が同じ状況に置かれたらどう対応するか、それを考えながらご一読いただきたい。

確実に儲かる「インサイダー取引」の誘惑に打ち克てるか?
もう10年以上前の話になる。私は、当時東証1部に上場していた殖産住宅相互<1920>の破綻が確実になったことを、その前々日に知る機会があった。
そして、その時の私の立場は第三次情報受領者であり、内部情報者(インサイダー)には該当しないように思えた。つまり「オレは何も知らなかった」とうそぶける程度のお膳立ては揃っていた。
これは千載一遇のチャンスだろうか、あるいは神の仕掛けたワナだろうか。読者諸賢ならどうお考えになるだろうか。

その時、殖産住宅の株価は30円。そこにカラ売りを仕掛ければ、労せず確実に2600万円ほどを儲けられる計算まではすぐに終えた。だが、もし情報取得ルートに問題アリと判断されれば利益は没収され、かつ反市場勢力として、私はすべての証券会社で取引ができなくなるだろう。
ここで私は、得意の損得勘定をした。むろん目の前のおカネだけではなく、人生すべての面を考慮した損得勘定である。
すると、証券市場は私にとって「宝の山」だ。何百兆円というおカネが、私に持って行ってもらいたがって山積みになっている、そんな場所だ。2600万円ぽっちの利益で、反市場の烙印を押されるのではワリに合うものか。
これが明らかになった。

それに、こういうときにカラ売りした口座はすべて調べ上げられる。よって、疑わしきは止めるべし、の鉄則に従って、きちんと思いとどまった。翌々日には、殖産住宅株は事前の情報どおり破綻して株価は1円になった。30円か29円でカラ売りしておけば1円で買い決済できたであろう日だった。あの情報を活用して一儲けした者も、あるいはいたかもしれない。それでもなお私には「幸福な富裕者」への道のほうがよほど重要に思えたのである。

あなたならどうする?本音は売りたいIPO株のロックアップ条項
またこんな話もある。
かつて筆者は、アライヴコミュニティ(2005年4月6日 旧ヘラクレス上場)の株主だった。保有株式はIPO前に上場担当の非常勤取締役としてお付き合いで保有した450万円分である。
その株式は、もし上場初値で売れば約3億円になる計算だった。だが同時に私は、上場後の半年間は売却しない契約を交わしていた。
これはロックアップ条項と呼ばれるもので、IPO直後に株価が値崩れすることを防止するための売却制限である。通常6ヶ月間が多い。とはいえ、いま売れば、450万円のお付き合い投資が3億円になる。本音では売りたい。誘惑である。売る選択もある。上場のために雇われた非常勤取締役に愛社精神はない。
このあたりの感覚は、経営者の方はもちろん、サラリーマンの方にもお分かりいただけるのではないだろうか。
ロックアップ条項を守るか、破るか。読者諸賢ならどうするだろうか。
この時も私はやはり、目の前のおカネだけではなくすべての面で損得勘定を行った。結果、やはり契約は守るべきという結論に至った。半年後、ロックアップが解除された時には、3億円は5000万円にまで減っていた。2億5000万円分は泡のごとく消え去ったのである。だが450万円が5000万円になったのだから、これはこれで良しとした。そしてそのおカネは、何らやましいことのない正当な報酬になった。
アライヴコミュニティがその後どうなったかを考えれば、もし、あの時契約を破って売っていたら、時節柄、闇の勢力に利益分を吸い上げられた挙げ句、それ以上の破滅的な結果すら招いたかもしれなかった。

株主激怒!アライヴの企てた「詐欺的増資」から身を守れたワケ
さらに私の事例を続けよう。これは読者諸賢も、経営者として、あるいは個人株主として、いつか遭遇するトラブルかもしれないので紹介する。
前述のアライヴコミュニティが上場した後の話だ。私は上場担当の非常勤役員を務めていたから、そろそろ一息ついても良いか、そんなふうに考えていた矢先の話である。
当時の社長がタチの悪い勢力に乗せられて、違法ではないけれども詐欺的な増資を計画した。
実例で言うと、当該株が時価45万円の時に、あるファンドに1株5万円で株式を取得する権利を与える。同時に、そのファンドは大株主である社長から株を借りて、5万円以上は利益になるのだから45万円から5万円までを売るという行為に出る。
当然、株価はストップ安も交えながら短期間で5万円まで下がるが、当のファンドにとってはこれが利益の源泉である。5万円で新株予約権を行使して株を入手し、社長に借りた株を返却すればいい。
かくして、会社の資金調達と引きかえに、1ファンドだけが巨富を得て、他の全株主には価値が10分の1になった株が残るばかりという、詐欺的スキームである。
これが不思議と犯罪にならなかった。日本ではこういう増資は一般の証券会社は幹事を引き受けない。筆者が非常勤役員を務めたアライヴではある外資系証券が引き受けた(その証券会社は後に破綻している)。
こういう増資自体は、東証1部のマトモな企業でもやった例は数社ある。ただし、それらには安く取得した株を売らないで保有し続け、既存株主に迷惑がかからないようにする配慮があった。
さて、非常勤役員を務める企業で、まさに一般投資家を欺く詐欺的増資が行われようとしたとき、私はどのように自分の身を守ったか。具体的にはこうである。
まず私は、取締役会においてこの方式の増資に反対を表明し、それを議事録に明記するよう要求した。これは当然のことだ、一般投資家をカモにすると分かっていて、このような増資を認めてよいわけがない。
それから、その議事録を公証役場へ持って行って「確定日付」を取った。これはその議事録が確かにその日に存在したという存在証明を、公証役場という公的機関がしてくれる制度だ。1頁700円でやってくれる。
「そんな議事録はなかった」「あとで作成したのではないか」と難癖をつけられないようにするための防御策である。
後日、私はそれを携えて株主総会に臨んだ。他の役員が、激昂した株主たちから何時間も釣るし上げられる中でも、その書類を提示できた私に怖い物はなかった、株主も納得した。
さらに後日。所用で某証券会社に立ち寄った折、そこの支店長からヒソヒソ声で「折り入って話があるから支店長室に来てくれ」と呼び止められた。応じると、その支店長は「東証から通達があって、山崎和邦氏は反市場勢力企業の役員だから、今後、当社の取引口座は利用できなくなった」旨を言いにくそうに私に告げた。
だがその時も、私は携帯していた例の確定日付つきの議事録を提示して、直ちに取引停止を解除させることができた。間が悪くヘンな企業の非常勤役員だったからとて、東京証券市場という宝の山から締め出されてはかなわない。

時代を越えて変わらない「幸福な富裕者への道」 7つのポイント
アライヴコミュニティをめぐる一悶着は、一歩間違えれば筆者の人生を大きく左右する(それこそ不幸へと転落させかねない)事案だったが、「幸福な富裕者」として「法律と契約は必ず守る」という心得のおかげで事なきを得た。
これらの事例からも分かるように、「幸福な富裕者」が法律や契約を必ず守る意味、これは単に法律の条文を守る、期日を守るにとどまらない。
一言で言えば、私の知る「幸福な富裕者」は皆、共通してよく勉強するし用心深い。「不幸な富裕者」は用心を怠るから没落して不幸に転落する。ほぼこれである。
「用心深さ」は「疑い深さ」とは異なる。物事はすべて信ずることから始まり、信じなければ何も生まれない。「用心深さ」と「疑い深さ」は似て非なるものだ。
この健全な用心深さを身につけるには、倫理観ではなく、あくまで損得勘定の立場から「法律と契約を守る」ことが大切だ。
知らず知らずのうちに法律や契約を破る者、無視してしまう者に欠けているのは、道徳心ではなく損得勘定であることが多いからである。「幸福な富裕者」の規範意識は、倫理という「感情」ではなく「ソントク」という「勘定」を拠り所とする。読者諸賢には、ぜひこれを心得ていただければと思う。
最後に、前後編で述べた要点をまとめて本稿を終わろう。

「幸福な富裕者への道」7つのポイント
幸福とは「やりたいことをやれて、やりたくないことをやらないでいられる」自由な状態である
おカネではなく自由を欲せよ。おカネは自由のための手段である
自律的で質実な生活態度を維持せよ。自由と自律は不可分だ
本業における年収をポートフォリオの中心に据えよ
法律や契約、他者との約束事は必ず守れ
規範意識は倫理観ではなく経済合理性をその拠り所とせよ
目先のおカネだけでなく将来を含むすべての面で損得勘定せよ




ケント・ギルバート vs 金慶珠

この二人の日本語を比較してほしい。

「立て板の水」の金の日本語は、なんと聞きにくい日本語だろうか。日本人には意味が分かりにくい(ほとんど分からない)し、内容は嘘で塗り固められている。議論の態度も悪い。相手を尊重していない話し方がすべてを物語っている。一方、ケントさんの日本語は綺麗な日本語だ。日本人には楽に意味が理解できる。口数は少ないが、斬れる、意味の分かる日本語だ。あえていうならば、金の日本語は「チャンバラ」のようで・・・疲れる・・・。きっと、嘘を言っているから早口で文章をダラダラと続けて、誤魔化しているのだろう。



しかし、ケントさんも「how much」の頃に比べて年を取ったなあ。でも日本のためにわざわざ議論していただいてありがとう。

ケントさんは紳士なので言わなかったが金と司会者へひとつだけ言っておく。

「隣国同士が仲良くする必要はない!!むしろ、隣国同士は仲がわるいのが普通なのだ。」

・・・これは青山繁晴氏も最近同じ発言をしている。その通りだと思います。しかし、これ(金)が東海大の准教授か、学生が可哀想だなあ。顔もよく知らんが完全に整形顔じゃん(ぷっぷっぷ)。・・・あ!誤魔化しだ。



スイスの「時計輸出↓」

スイスの時計輸出が落ち込んでいる。NINJA300は年ベースではリーマンショック後以来の前年比でのマイナスを予想する。特に、価格ゾーンでは安い時計ではなくて、高級時計の売上減が激しい。なお、スイスの輸出に占める時計の構成比率は10%である。
スイス時計は、主に香港や中国本土へ輸出される。明らかに、「シナ株式急落」「シナ経済」の減速の影響だろう。経済を分かっていない習の「贅沢禁止令」の寄与もあるだろう。
トレンドとは、いったん変化するとなかなか変わらないもの。スイスの来年の時計輸出はさらに落ち込むというのがNINJA300の見立てである。

Swiss watch industry posts largest export drop since 2009 Markets | Tue Oct 20, 2015 5:35am EDT Related: STOCKS, MARKETS, TECHNOLOGY
Swiss watch exports posted the biggest quarterly export drop since 2009 in the third quarter as plummeting sales in Hong Kong and China spread to other Asian markets in September.
"After May and July, September is the third month to show a marked decline in Swiss watch exports," the Federation of the Swiss Watch Industry (FH) said on Tuesday. "This negative change has spread to other, hitherto more robust Asian markets, and casts something of a shadow over prospects for the year 2015." ($1 = 0.9507 Swiss francs)


短期的にはスイスフラン高も影響しているだろう。しかし、より本質的なのは買い手側の事情と評価する。したがって、ドイツ時計の輸出も落ち込んでいるだろうし、ドイツ時計の場合はスイス時計よりもカルテル度が小さいのでそのうち時計価格を下げる可能性すらあるだろう。それはそれで異常な価格が市場により修正されて良いのではないか。PPやランゲなどは別格だろうが、最大の金融時計・ロレックス価格の行方が指標となる。ロレックスは売却して、そのお金で家族でロシア旅行(現在、1.5年前の半額以下の旅行代金ですむ)や欧州旅行、またはシナやASEANへ旅行することをお勧めする。




「弱気筋」

記録しておきます。但し、こういう弱気派が多いときは、「もうはまだなり」で上がるケースが多くなります。

手遅れになる前に「売ったほうがいい銘柄」〜景気と経済大予測。株価は来年8月「1万5000円」を割る 2015年11月09日(月) 週刊現代
悪夢の「1万円割れ」も
「世界中が景気後退期に入り、株式市場は大幅な調整期に突入する。それが2016年の株式マーケットの風景となるでしょう。調整期に入れば、株価が3~4割ほど下落するのが当たり前。日経平均株価が2万円台から一気に1万5000円ほどまで落ち込んでもおかしくはない。私は2016年7月予定の参議院議員選挙の後、8月頃から本格的な『売り』が始まると見ています」
そう語るのは、BNPパリバ証券日本株チーフストラテジストの丸山俊氏である。想像するだけで恐ろしい暴落シナリオだが、確かな根拠があるという。丸山氏は続ける。
「これまで日本株を底上げしてきたのは、日本銀行による金融緩和や、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)など『クジラ』と呼ばれる公的資金の買いです。が、2016年にはこれらの公的マネーが『弾切れ』となります。たとえば、GPIFは運用資産の約25%を日本株で運用する方針を掲げて、日本株を買い進めてきました。が、すでにこの25%近くまで買い終わり、2016年にはこれ以上の買い増しが期待できません」 GPIFの運用資産は約140兆円。その25%=約35兆円が日本株を牽引する「主力選手」だったことを考えれば、弾切れによる負のインパクトは、はかり知れない。
一方で、3共済(国家公務員、地方公務員、私学)の年金マネーは運用資産の約25%を日本株で運用すると決め、この10月1日から本格的に日本株の買いをスタートさせたばかり。
「が、これも2016年の春頃~夏先に目標の25%に達する公算大です」(丸山氏)
加えて、GPIF、3共済と並ぶ「クジラ」とされる日銀マネーは、追加緩和が許されるのはあと1回だけ。仮に年内にそれを実行すれば、2016年は、ハナから「弾切れ」となる。
「要するに、巨大な公的マネーが日本株を支える図式はいまがピーク。もちろん安倍政権はこうした事情をわかっているから、株価下支えのための新たな策を打ち出してくるでしょう。しかし、それも参院選まで。ここから『日本売り』が本格化し、株価は1万5000円へと下降していくシナリオが濃厚です」(丸山氏)
これまで海外の機関投資家たちは、GPIFが買いを入れていた「JPX日経インデックス400」の組み入れ銘柄に好んで投資してきた。が、弾切れ後はこうした銘柄から真っ先に売りの対象になりやすい。
「中でも、『JPX400』に組み込まれ、かつ、『日経平均株価』に採用されている銘柄が狙われる。ソフトバンク、KDDI、ファーストリテイリング、ヤフーなどは値がさ株と言われ、これらの銘柄が値下がりすると株価全体への影響も大きい。こうした銘柄を売り浴びせて、カラ売りで儲けようとする投機筋も出てくる」(大手運用会社ファンドマネージャー)
では、いつごろから「準備」を始めておけばいいのか。丸山氏が指摘するように、来夏の参院選前までに態勢を整えておけばいいのか。
「いますぐにでも備えておいたほうがいいでしょう。日本株は10月27日にピークアウトし、ジリジリと下げる長い調整期に入ったからです」
ミョウジョウ・アセット・マネジメント代表の菊池真氏が言う。
「日本企業はいま中間決算ラッシュで、好業績が並んでいます。が、喜んではおられず、企業業績はここがピークの可能性が高い。来年2月に発表される10月-12月期決算からは下方修正が目立ち始め、来年5月に発表される次年度の業績予想では減益予想が並ぶことになるでしょう。
だから、いまから備えるのがベストな選択となる。株価は企業業績の先行指標。来期業績が減益だと読み取れるようになる半年ほど前から下がり始めます。それがまさにいま、なのです。
こうした企業の業績悪化に加えて、前述の通り、2016年には日本株の限界も露になる。これらのダブルパンチで悪夢の日本売りが始まれば、日経平均は1万円割れしてもおかしくないゾーン(領域)に突入する」

海外勢はもう逃げた
実際、海外投資家たちはすでに日本株から逃げの態勢に入っている。
アベノミクス開始当初から今年7月までに、海外投資家が日本株を買い越した額は約20兆円。それが8月からは売り越しに一転。ここ3ヵ月ほどで一気に5兆円近くを売り越す勢いで、大脱走さながらなのである。
「欧米だけではなく、中東のオイルマネーも急速に逃げ出している。オイルマネーに人気だったローム、横河電機、イオンモールなどの株価が大きく下げている」(前出のファンドマネージャー)
これから「危なくなる銘柄」はどう見極めればいいのか。まず菊池氏は、「資源銘柄」、「中国銘柄」に注意をうながす。
「これから本格的に世界中の企業をむしばんでいくのが、資源安。資源投資で稼いできた三井物産など大手商社では、莫大な特別損失の計上を強いられる危険度が高まります。また、中国経済の悪化、なかでも自動車販売の激減も日本企業の経営を圧迫してくる。ロボット大手のファナック、安川電機などは影響大でしょう」
クレディ・スイス証券チーフ・エコノミストの白川浩道氏は、「米国銘柄」を懸念する。
「2016年は米国の景気悪化が懸念されます。中でも心配なのは、信用力の低い個人に貸している自動車ローン。いまはすごい勢いで伸びているが、景況感が悪くなると、一気に焦げ付く。新規のローンも減り、自動車販売が激減しかねない。また、米国ではいま住宅販売が伸びているが、それは金利が安いから。金利が上がれば、住宅や不動産も売れなくなっていくでしょう」
米国で絶好調なトヨタ、富士重工業、マツダなど日本の自動車メーカーは影響必至。米国で不動産事業を展開する大和ハウス工業、住友林業などの株価にも重石となりそうだ。
シグマ・キャピタルのチーフエコノミストである田代秀敏氏は、「個人消費銘柄」に警鐘を鳴らす。
「株価が1万5000円割れとなれば、GPIFの運用損が顕在化してきて、これが将来の年金不安から消費停滞を招く。2016年には消費税の10%への増税の可否が決断され、増税決定なら駆け込み需要が期待できるとされていますが、実はそれも期待薄。
そもそも増税される可能性が薄いし、万が一増税されるとしても、軽減税率がセットで議論される。『軽減税率の範囲が決まるまではモノを買わない』という心理が働き、駆け込み需要が起きづらいのです。食品、飲料、小売り、家電などの銘柄は、引き続き厳しい」
そもそも日本経済は、7-9月期のGDPがマイナス成長の公算大。4-6月期に続いて2四半期連続のマイナス成長となれば、定義上は「リセッション(景気後退)」入りが確定する。そんな「衰退国家」の株が大きく買われるはずもない。

まだ大丈夫と思っていたら、もう手遅れ—。そんなことにだけはならないように注意したい。


実はNINJA300も現在は「弱気派」です(笑)。



日本へ「金」が持ち込まれている。

日本のヤクザ(山口組系)は、海外では消費税課税がないことに目を付け、香港やバンコクから日本への金塊やゴールドバーの密輸が増えているようだ。例えば、2000万円分運べば、消費税分160万円が手に入るというビジネスモデルだ。
「サウスチャイナ・モーニングポスト」によれば、2014/7までに日本の空港で177件が摘発され、金塊700キロが押収されたと報じている(宮崎正弘メルマガより)。現実には、これは氷山の一角である。
なお、ゴールドの日本への持込は1キロまではOK。したがって、よくインド人が身に付けているような普通の金装飾品等ならば問題はない。

金20キロ韓国から密輸図る 容疑者を告発 2015年11月10日
 韓国からフェリーで金地金約20キロ(約9000万円相当)を密輸しようとしたとして、門司税関下関税関支署は9日、高松市のトラック運転手山下敬也容疑者(52)を関税法違反(無許可輸入未遂)などの容疑で山口地検下関支部に告発した。
 発表によると、山下容疑者は10月22日、活魚運搬用トラックに乗ってフェリーで韓国・釜山市から山口県下関市の下関港に入港。入国の際、ポーチに入れた金の延べ板20枚(重さ1枚約1キロ)を運転席と荷台の間に隠して持ち込み、消費税など約720万円を脱税しようとした疑い。山下容疑者は活魚を運ぶため、同20日に下関港から釜山市に渡っていた。容疑を認めているという。税関職員が輸入検査中に発見。門司海上保安部が同22日、関税法違反容疑で逮捕していた。


カネに厳しい「在日」にとっては、金装飾品を消費税付きで買うことはできないのだろう。




「バブル崩壊」

直近の上海総合指数

日経平均


上海総合は、日経平均でいえば、Eの段階にあると思うのだが、さていかに?



株価指標:「シラーPER」

シラーPERとは、エール大学のロバート・シラー教授が開発したバリュエーション指標で、通常のPERから景気変動や物価変動などを取り除いたPERだ。

2009年、S&P500の予想EPSはリーマンショックから大きく縮小したが、後からみればココが絶好の買い場だった。
しかし、通常のPER平均は123倍で割高(ヒストリカル平均は15倍)だった。しかし、シラーPERでみれば、PERは13.3倍で株式市場では10年ぶりの割安なバリュエーションを示していた。つまり、通常のPERはとぼけた数字だったが、シラーPERは的確な買い場を示したのだ。但し、シラーPERはいわば、10年相対PERであるため、長期視野でのみ有効で短期では使えない。





ノーベル賞のシラー教授方式、日本の株価は高いか安いか? 2013/10/17
2013年のノーベル経済学賞は米イェール大学のロバート・シラー教授など3氏が受賞することになった。シラー教授は「市場は常に教科書のように理論どおりに振舞うわけではなく、合理的でない動きをすることがある」とする行動経済学の草分け的な存在である。また1990年代後半のITバブル、2008年のリーマンショックに繋がったとされる米住宅バブルに早くから警鐘を鳴らしていたことでも知られる。そんなシラー教授が開発した「S&Pケース・シラー住宅価格指数」は、前述の住宅バブルを見抜く材料になったこともあって、今では米国の経済指標として広く注目を集める。しかし、シラー教授が株式市場の過熱感を測る指標も提唱していることはあまり知られていない。

株価の割安/割高を評価する指標の一つにPER(Price Earnings Ratio:株価収益率)がある。PERとは株価を1株あたりの利益で割って算出される指標で、「株価が何年分の利益に相当するか」を意味する。このためPERの値が大きいほど株価は割高と解釈される。通常のPERが“株価÷予想利益”で算出されるのに対して、シラーのPERは“株価÷過去10年の実績利益”で算出する。シラー教授によれば、10年間の平均利益を用いることで景気循環の影響が調整されるため、株価の割安/割高を客観的に判定するのに適しているそうだ。

実際にシラーのPERを見てみよう。米国についてはシラー教授のホームページで130年以上のデータが公開されている。日本については日経平均ベースで過去20年分を計算した。まず超長期データが確認できる米国の場合、シラーのPERの平均は約16倍、最高は1999年12月の約44倍、最低は1920年12月の約5倍だが、グラフからはシラーのPERが25倍くらいに上昇するとその後に急落するケースが多く見られる。ここで、PERを計算する分母の1株あたり利益は過去10年の平均値なので急激には変動しない。従って、シラーのPERを短期的に大きく変化させるのは株価の上げ下げが主な要因となる。つまり、シラーのPERが25倍程度に近づいたら株価の天井が近いと判断する目安になりそうだ。

日本の場合はどうか。実は日本では2007~2008年の金融危機以前はシラーのPERが40~60倍(最高で100倍程度)と米国よりもだいぶ高かった。しかし、その後は米国並みの20倍前後に落ち着き、グラフからは米国と同様にシラーのPERが25倍を超えると株価が急落した様子が見られる。記憶に新しいところでは、アベノミクスへの期待や日銀の大胆緩和で大きく上昇していた日経平均が5月23日には1,000円以上も急落したが、4月末時点でシラーのPERは約26倍であった。

足元では日経平均株価が再び1万4,000円を超えたが、シラーのPERも25倍ラインに近づいており楽観できない。この先、更なる株価上昇が正当化されるには企業業績(PERを計算する分母)の拡大が欠かせない。逆に言えば、市場の予想どおり今期業績が大幅改善すれば現在の株価が高すぎることはなく、上昇余地も生まれる。今月下旬から本格化する2013年4~9月期の中間決算発表で企業経営者が通期の業績見通しをどのくらい上方修正するか注目したい。





米国でシラーPERが26倍を超えたのは、
・1929年の暗黒の木曜日の前
・2000/4のITバブル崩壊前
・2008年のサブプライム危機前
の3度のみ。現在、米国株式のシラーPERは微妙な位置に近づきつつある。





現在、円ドルは123.38円

米10月雇用統計が予想以上の改善を示した。非農業部門雇用者数は27万1千人の増加で10ヶ月ぶりの大幅な伸び、平均時給も前年比で2.5%増と6年3ヶ月ぶりの大きな伸びとなった。失業率は5.0%と7年半ぶり水準へ低下した。

予想以上の雇用統計の改善から、12月利上げ観測が強まりドルが全面高。ドル円は米雇用統計発表直後に122円の節値を抜け、122円手前から123円台へ急上昇。ユーロドルも1.08台後半から1.07近辺まで急落し対ドルで6か月半ぶり安値をつけた。
一方、雇用統計発表で米金利は全期間で急上昇し、2年債利回りは5年半ぶりの水準をつけた。また、原油と金は金利高、米ドル高を受けて、続落した。



もし今年6月の125円を抜けて円安が進行すれば、相場構成自体を立て直す必要がある。今回の雇用統計で、市場の半分以上は12月利上げ予想へシフトした。
「欧州」「ロシア」「シナ」「日本」「南米」「ASEAN資源国」「豪州」・・・すべて下降基調の景気なんだが。FRBが利上げして、資金が米国に還流したら、「レスト・オブ・ザ・ワールド」では大変な不況になるのではないだろうか。





パメラ・アンダーセンの抵抗

"Time is cruel."
可愛かったベイウォッチのパメラ・アンダーセンの変化。彼女は美女だが、頭のなかは空っぽだからこれから大変かもしれない。
容貌はwasting assetだが、脳みそは原則としてlong-livedである。
魅力的なだけに残念に感じる。


大事なのは、「どう生きるか」なのだろうね。





若さって絶対的にいいね。でも若いうちに脳みそ鍛えておかないと老後は悲惨なだけだなと思った。



"40代元掃除夫、年収300万円→資産2億円!"

記録しておきます。今の時代はこれが一種の理想だと思う。

40代元掃除夫、年収300万円→資産2億円!「配当生活」の仕組み プレジデント 11月5日(木)10時15分配信
 日々の収入を得るために身も心も擦り減らすのはもういやだ。金が転がり込む仕組みをつくれば人生をもっと豊かに生きられる。

■社員時代の年収と同額を配当で得る
 寝てても資産が増える仕組みといって、まず考えつくのは「株式投資」ではないだろうか。だが、デイトレードは四六時中相場を監視していなければならないし、長期保有を決め込んでも株価が値下がりすれば心穏やかではいられない。
 その点、www9945(ペンネーム)さんが実践する投資は、株価の値下がりを気にする必要がなく、安定して収益が得られる点で優れている。
 www9945さんは昨年、資産を2億4000万円にして念願の脱サラを実現した。が、注目したいのは年間の配当収入が561万円もあることだ。
 「私は会社員時代、年収が約300万円でした。これと同額を配当で得られれば、会社を辞められると考えたんです。株価は日々上下するので、これをアテに生活を成り立たせるのは大変です。しかし、配当は基本的に経営環境に大きな変化が生じない限り、簡単には減額されません」(www9945さん)

■配当利回り重視で割安銘柄を厳選
 手持ちの資金でいかに効率よく配当を得るかにこだわった結果、配当利回り(=年間配当額÷投資額)優先の銘柄選びになったという。
 「私は2006年ごろからPER10倍以下、PBR0.4倍以下、配当利回り4%以上でスクリーニングをかけ、割安な銘柄を仕込んできました。株主優待も、QUOカードなど換金性の高いものをくれる場合は、実質的な配当と考えていいでしょう。もちろん、減配や優待廃止のリスクはあるので、そこは安定性の確認と徹底的な銘柄分散で対処しています」(同)
 現在は全体に株価が上昇し、条件に合致する銘柄は少なくなっているというが、近年は2年に1度は市場を揺るがす“◯◯ショック”がある。次にそんな相場があれば、そのときこそ「夢の配当生活」の仕組みをつくるチャンスかもしれない。
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www9945(40代)
個人投資家。大学卒業後、食品会社に就職。仕事に生きがいを見出せず、株で身を立てようと退職するも失敗。清掃会社で働きながら、試行錯誤の末に投資法を確立。著書に『年収300万円、掃除夫の僕が1億円貯めた方法』(宝島社)。







ヤマダ電機(9831)

減収だが、大増益。景気が失速するなか、ヤマダ電機は上手く経営している。
さて、日本はどうなる?


不採算店閉鎖、ヤマダ電機の黒字3倍…中間決算 読売新聞 11月6日(金)8時50分配信
 家電量販最大手のヤマダ電機が5日発表した2015年9月中間連結決算は、税引き後利益が前年同期の3・2倍の126億円だった。
 ヤマダは郊外店の不振などで業績が悪化していたが、5~6月に不採算の約60店を対象に閉鎖や業態転換を進めたことで、利益が大幅に改善した。
 売上高は前年同期比3・4%減の8047億円だった。16年3月期の見通しは、税引き後利益を3割上方修正し、331億円とした。ヤマダは高単価の商品が売れる大都市部への出店などで、収益の改善を目指している。



「獅子身中の虫」

安倍政権は敵に囲まれている。
財務省、外務省・・・そして以下のバカな政治家。ラインラントやズデーデンを放棄したチェンバレンの政策から何も学んでいない。
野田などはバカが明確なのであれだが、問題は財務省と外務省だ。両省は省益のために、安倍内閣を敵視している。
ところで、消費税を8%に引き上げることを決定して、景気の腰を折ったのは安倍内閣ではない。民主党内閣と財務省である。


南沙「日本に無関係」=野田聖子氏 時事通信 11月4日(水)23時55分配信
 自民党の野田聖子前総務会長は4日夜のBS日テレの番組で、中国が進める南シナ海の人工島造成について「直接日本には関係ない。南沙(諸島)で何かあっても、日本は独自路線で対中国の外交に徹するべきだ」と述べた。
 同島近海では米国が艦船を航行させ中国をけん制、日本政府も支持を表明したばかりで、発言は波紋を呼びそうだ。
 野田氏は次期総裁選への出馬に意欲を示しており、自身の外交政策を問われる中で発言した。野田氏は「南沙の問題を棚上げするぐらいの活発な経済政策とか、お互いの目先のメリットにつながるような2国間交渉をやっていかなければいけない」とも語った。 




「金を追加買いした」(マーク・ファーバー)

"Great Optimist" Faber Says "I Added To My Gold Position"(訳)マーク・ファーバーが金を追加買い。
Marc Faber, Swiss economist, forecaster, renowned investor and the original Dr. Doom, may need a new nickname.
In an interview on CNBC’s “Trading Nation,” the Gloom, Boom & Doom Report editor revealed he may not be as bearish as some may think and that he is actually a “great optimist.”



マーク・ファーバーはチェンマイの自宅にバイク5台所有。夜はバービア通いだろうか。

“I always tell people, ‘I am a great optimist … because one of the most dangerous things to do is to drive motorcycles in Thailand and I have five motorcycles.”
「みな、自分を悲観主義者のようにみているが、実は楽観主義者なんだよ。世界で最もリスキーなことのひとつはタイでバイクを運転することだが、自分はタイでバイクを5台持っているんだ。楽観主義者だろ?」

The blunt-spoken, truth-telling Faber may have helped people understand that one may be worried about the economic outlook and bearish on stocks and other markets and yet be an optimist about life and all the wonderful things it has to offer and on the human spirit and our capacity to overcome even the worst financial and economic crashes.
On the risks of being a perma bull, he warned:
“You can’t be always sitting there and saying ‘Stocks always go up, real estate always goes up’ and so forth and so on”. “You could have zero interest rates and stocks go down – as they’ve done in Japan until three years ago. Even at these very low interest rates, something can happen and dampen the enthusiasm for equities.”
Faber admits that he is bearish on the global economy.
「いつも株や不動産の価格が上昇すると考えてると火傷する。三年前まで日本はそうだったでしょ。」

“I’m most gloomy about the prospects of the global economy, but it doesn’t mean that markets will go down,” he told CNBC. But on the other hand, he says “you have the mad professors at central banks around the world who think that because of a weakening economy they have to do more [quantitative easing].”
On a more positive note, Faber says he is most optimistic about the Indochinese region, which he likens to Los Angeles.
「自分は資本市場については悲観的だ。その理由は、世界の中央銀行のマッドサイエンティストは量的緩和以外なにもやっていないからだ。」

“Provided there is peace and not tensions that explode, I think the region of Indochina is right now like Newport Beach and Huntington Beach and Manhattan Beach, where I’m at right now,” he told CNBC. “It’s a boom region, Indochina. It includes Vietnam, Cambodia, Laos, Thailand – which is not booming right now – Myanmar, Malaysia, Singapore.”
According to Faber, this region could “easily” grow at 6%-8% per annum for the next 10 years as long as there is peace.
「戦争が起こらないという条件下で、今のインドシナ半島は昔のカリフォルニアに似ている。ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、今はだめだが将来のミャンマー、そしてマレーシア、シンガポール。平和である限り、この地域の次の10年は成長率6-8%は軽いだろう。」

“Cambodian exports were up 20% this year,” he added. “Vietnamese exports are up approximately 10% this year. So relative to the rest of the world, this is a boom region.”
Faber said he would invest in both this region’s stock and real estate markets. Faber believes that U.S. equities are fully priced. And while he says it’s possible that indexes could make a new high, he thinks that the majority of shares would not. When asked if he’d bought any U.S. stocks recently, Faber said he’s done very little.
「カンボジアの輸出は今年20%増だ。ベトナムは同じく10%増。世界の他の地域よりずっといいね。この地域の株や不動産は買いだと思う。米株は十分に上がった。指数は新値を付けるかもしれないが、個別銘柄はだめだ。だから米国株はほとんど買い付けていない。」

“The only thing I’ve really done recently is I added to my gold position about two months ago, and I bought some gold-related equities.” “But other than that, I’ve done very little because I believe that in this extreme volatility where markets suddenly drop 10%, individual stocks drop 10% or 20% in one day – it’s a very difficult environment to make a lot of money unless you take huge risks.”
「最近といっても2ヶ月前だが、金関連株を追加買いした。それ以外はほとんど運用していない。理由は、仮に指数が10%下落すれば、個別銘柄は10-20%下落する地合いとみているからだ。いまの市場はリスクが高い。」

The shrewd investment adviser is staunch advocate of owning physical gold bullion which he describes as being a way to become “your own central bank.”
He believes an allocation to bullion is vital financial insurance and that the biggest question is where to store your gold? He believes that Singapore is the safest place to own gold in the world today.
マーク・ファーバーは「自分自身が中央銀行になりなさい」と主張している。また、彼は金を買う場所はシンガポールが一番安全としている。米国では1933年に金は接収されたからだ。






【セイコーダイバー他】ロレサブ14060M VS セイコーSKX031

ロレサブ 14060M、セイコーダイバー100


ロレサブのオマージュといえば、スタインハルト。
しかし、スタインハルトには抵抗があるが、オマージュではないがセイコーダイバーが好きな人は多い。
セイコーダイバーのなかで考えれば、MM300がDSSDの位置に近く、SBDC007がロレサブに系統が似ているだろう。7S26ラインでは、SKX031のデザインが似ている。でも、デザインだけならば、ダイヤルと針があればいくらでもカスタムできる。

SKX031/033





かつてパイナップルがステータスシンボルだった。

コロンブスがパイナップルをヨーロッパに持ち帰ったのは1493年ですが、イギリスには1600年代までパイナップルは未知の果物でした。
なかなか手に入らない高級品ですから、「需給」から、1700年代になるとパイナップルを持っていることが裕福さを象徴するステータスシンボルとなりました。当時は冷蔵施設もなかったし。上流階級の社交パーティではパイナップルが自慢になり、パーティに持参するパイナップルがない場合は借りて持参するほど。当時のパイナップル価格は新しい馬車と同じくらいだったそう。

チューリップ、クルミ、スパイス、ガラス細工、懐中時計、腕時計、プーアール茶、マホガニーの家具、希少動物、動物の毛皮、自動車、ワイン、コイン、海外旅行、英検1級、MBA、医師や法曹資格、学歴、学位、職種、地位、芝生のある家、楽器、陶磁器、宝石、高級スーツ、高級靴、高級財布、大型犬、乗馬、メイド、美術品、骨董品、プライベートバンクのサービス、ジェット機、iPhone、容姿、引き締まった身体、健康な歯・肌・髪、血縁、別荘、クルーザー、豪邸、都心タワーマンション、ゴールド・・・


*そうしたなか、もっとも軽薄なのは、ブランド品。シャネル、ルイヴィトンやIKEAの家具など。


スコットランド貴族のジョン・マーレイ(第4代ダンモア伯爵)の屋敷は富を象徴するパイナップル。

当時、パイナップルはパーティのセンターテーブルとして使われました。今のマイセンやウェッジウッドなどの高級陶磁器のようなもの。たしかに、造形美はありますね。現在の価値でパイナップル一個は約92万円だったそう。5年位前、パタヤの屋台ではパイナップル一個が5バーツ=17円位で売っていました。



day2-3_London__United_Kingdom/Elizabeth_Tower_(Big_Ben)(ビッグベン)_(60)
ビッグベンのインデックスはローマ数字。ローマ数字はアラビア数字より上と考えるのが欧米流である。



はやりすたりがあり、極限ではバカとしか思えない値付けがされるのが興味深い。



越自動車セクターの銘柄

ニュース証券のレポートを下敷きに自動車セクターの銘柄を以下にまとめてみた。なお、チュオンハイ(タコ)自動車は未上場。

現在、ASEANで最も景気が快調なベトナムでは自動車・トラックが売れまくっている。データを以下に挙げる。
・越自動車工業会(VAMA)によると、2015年9月の新車販売(輸入車およびVAMA未加盟メーカーを含む)は、前年同月比32.3%増の2万1,366台となった。1-9月累計では53.2%増の16万3,443台。
・VAMA加盟20社による9月の新車販売台数(バスシャシーは除く)は、48.7%増の1万9,256台。車種別では、乗用車が44.8%増の1万1,201台、商用車が52.4%増の7,317台、ダンプを中心とした特殊車両(SPV)が77.8%増の738台。
・マークラインズ集計による9月のメーカー・ブランド別新車販売台数では、地場メーカーのチュオンハイ(Truong Hai)が75.6%増の5,378台(シェア25.2%)、トヨタが24.6%増の4,670台(同21.9%)、ビナマツダが69.8%増の 1,924台(同9.0%)、フォードが35.8%増の1,888台(同8.8%)、ホンダが5.6%増の812台(同3.8%)などとなっている。


つまり・・・
・新車販売は絶好調
・売れているのは・・・
乗用車<商用車<特殊車両
*特殊車両とは、大型ダンプ、トレーラー、クレーン車など
・売れているメーカーは・・・
ホンダ<フォード<ビナマツダ<トヨタ<チュオンハイ

となる。



(越自動車メーカー5社、売上高、純利益)



(越自動車メーカー5社、簡単コメント)


その他コメント
チュオンロン自動車(HTL)
・住友グループ(住商)から支援を受けており、経営・財政ともに安定していると思われる。
・日野トラックの販売代理店で最大規模。日野販売店は10社あるが、AランクはHTLのみで、越での日野トラックの25%を販売。
・トラック販売が売上高の90%以上
・多田野のクレーン車、クレーントラックを販売。
・日野などのノックダウン、組み立て実施→対円でのドン安は収益減要因となる。いままでの円安は収益増要因だったことになる。

ハンサイン自動車サービス(HAX)
・独メルセデスと韓国キアの正規販売店。越にあるメルセデス販売店3社の内の一つでメルセデスからベストサービスと認定。
保守・修理・部品販売で大きな収益

TMT自動車(TMT)
ノックアウト生産でトラック(売り上げの90%)やバイクの組み立てを行う。
・同社組み立て製品はEUROⅡの基準満たす。
・韓国ヒュンダイ製トラックの組み立て。←越韓2国間・自由貿易協定を締結で、今後は韓国からの部品輸入にかかる関税は大幅減へ。
・「CUULONG MOTOR」ブランド
・市場シェア33%

ホアンフイサービス投資(HHS)
・傘下のホアンザンサービスがトラック販売
・シナ製トラックの東風、シナ重汽などを販売。主力は東風の中型・大型トラック、ピックアップトラック。東風を独占販売(安定性)
・2015/5、米トラック大手ナビスターと大型トラックなどの販売で提携
・越でトラック販売大手3社はHTL, TMT, Vinaxukiの3社で、HHSは新参
・トラック輸入はUSD建てのため、ドン安はリスク。
・東風の大型トラックに注力する計画。但し、越政府のトラックへの税率引き上げは懸念材料。
・現在、車両の輸入相手国トップはシナ。以下、韓国、タイ、日本と続く。現在、輸入トラックへの関税は50%だが、2018年までに0%に引き下げる予定。ノックダウン組立企業には悪材料だが、輸入業者には好材料のはず。
・高配当株



(SVC以外の自動車4社の株価、*SVCは3事業の一つに過ぎないこと、利益率指標が良くないことから省略)




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NINJA300

Author:NINJA300
ASEAN在住日本人の資産運用ブログ。NINJA250からNINJA300へ排気量アップしました(2013/11)。

最近気付いた点は、自分が永遠に"a bud looking for bloom"であり、「捨石(a stepping stone)」であるということです(2015/03/26)。

☆☆☆オンライン投資講座をご紹介させていただきます(2021年3月17日)☆☆☆

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時代のキーワードは「クラウド」「SaaS」「テレワーク」「オンライン」「DX」「プラットフォーム」など。「デジタルウォー」の勝者になるためには「知識」が肝(きも)です。知識とは単純に「知っているか」「知らないか」の違いだけ。新聞・テレビは「オワコン」です。"What's next?"
義務教育では決して教えてくれない「投資の勉強」をしましょう。何故、勉強をするのか?それは幸せになるために過ぎません。
幸福な気持ちになって、ついでにお金も増やしましょう!

(NINJA300の自己紹介)
日系投信会社でファンドマネジャー、アナリスト。欧米系投信会社で投資情報室長、マーケティングを経験。ファイナンス修士号(Master of Finance)、CMA(日本証券アナリスト)。タイ(バンコク、チェンマイ、パタヤ)、ベトナム(サイゴン、ハノイ)など主にASEAN地域を拠点にトレーダーとして生きる。その間、ジムロジャースなどへのインタビューやアジア株関連記事ほかを執筆する。
東京時代は故渡辺昇一、西尾幹二他を乱読。現在は馬淵睦夫、宮崎正弘他の著作が好物。物価安(円からみて)のチェンマイ時代は「頼山陽」のごとく暴れまくった(笑)。政治的には「保守」とは思うが、あくまで「トレンドフォロワー」なので「風見鶏」かもしれない。しかし、譲れない一線(a matter of principle)を保持する。「オタク」の倉山・上念一派よりは、水島総・三橋貴明の方が好き。消費増税・プライマリーバランス(PB)に反対の一方で、憲法改正・日米同盟強化を支持する。NINJA300は既得権益者とはまったく異なる立場にいます。日本が「国体」を保守し、アメリカから「真」の独立を勝ち取ることを願っております。

(Pirate Code)
"Take everything what you can, give nothing back"

「亡者の箱まで、にじり登った15人、一杯やろうぜ、Yo-Ho-Ho!他の奴らは 酒と悪魔に 飲まれたぞ、もひとつやろうぜ、Yo-Ho-Ho!」


****ベトナム株式市場をディスカバーしよう****

「ベトナム...それは旧ソ連型共産主義の最後の生き残り国家の一つだ。そこには我々の想像を絶する文化と9635万人の多子若齢のベトナム人が住んでいる。そして驚くべきことにはベトナム人は【反シナ・親日】なのだ。このメルマガは約10年間ベトナム在住の日本人アナリストがベトナム株式市場を分析する驚異に満ちたレポートである。」

※データ記載には注意を払っていますが一人で書いておりますので、間違いが全くないというわけはないと思います。若し、間違いにお気づきになられた方はご一報いただければ幸甚です。また、ご承知のように、投資は全て自己責任ですので当ブログは一切責任を負いません。

http://ninjafighter.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

なお、プレビューは天龍寺の雲龍画。日本は「龍国」です。
http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/

※最後に、NINJA300は完全に「アマゾン」「楽天」等の回し者で、アフィリリンクをクリックすると商品ページに飛んで購入額のわずか数%の"under the table"をもらえる約束になっています。したがって、数円単位でもNINJA300を儲けさすのがムカつく人はどうか買う時はご自分で「アマゾン」にアクセスをお願いします。

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