デビッド・ロックフェラー大往生の影響

ロックフェラーもロスチャイルドもグローバリスト。今後、起こる世界の大変化をみるときに、こういう視点もあると参考にしようと思ったので記録しておきます。但し、具体的な影響があるかはこの視点からは分かりにくい。
但し、NINJA300は行き過ぎたグローバリズムは当面の間、つまりまだ起きていない大きな戦争が終わって暫くの間までは進捗しない気がする。これは大きな歴史の流れだから、かなり長い期間続くのではないかと思っている。


「影の支配者」D・ロックフェラーの死にほくそ笑むゴールドマンの戦略
デイヴィッド・ロックフェラー氏の死去で世界はどう変わるのか?
ロックフェラー家当主、101歳の大往生
世界の大富豪で、時に世界の影の支配者とも言われたデイヴィッド・ロックフェラー氏が3月20日、ニューヨークの自宅で亡くなったと報じられました。101歳でした。彼の死は世界に大きな衝撃を与えています。それだけ世界に大きな影響を持つ人物でした。
ロックフェラー家と言えば、ロンドンなど欧州拠点のロスチャイルド家と並んで、世界に大きな影響力を持つ家系です。
もともとはロスチャイルド家の大番頭をしていたといわれるロックフェラー家ですが、ジョン・ロックフェラー1世が石油を発掘し、スタンダード・オイル社を設立し、弟のウィリアムがナショナル・シティ銀行を設立してからロックフェラーが力を増し、いつしかロスチャイルド家と肩を並べる存在となりました。
亡くなったテイビッド・ロックフェラー氏は、このジョン・ロックフェラー1世の、ただひとりの生き残ったお孫さんで、ジョン・ロックフェラー2世の1女5男の兄弟の5男にあたります。この家系、長男がジョン・ロックフェラーを名乗り、テイビッドの長兄がジョン・ロックフェラー3世ですでに亡くなっており、その長男がジョン・ロックフェラー4世で、デイヴィッドの甥にあたります。
テイビッドの2番目のお兄さんにあたるネルソン・ロックフェラーはフォード大統領の下で副大統領を務め、すぐ上のお兄さん、ウインスロップ・ロックフェラーはアーカンソーの州知事をつとめ、甥のジョン・ロックフェラー4世(通称ジェイ)も上院議員を務めるなど、政界でも活躍しています。

経済界にも多大な影響力、ロックフェラー関連企業
また、それ以上にビジネス界での影響力が大きいのも特徴で、ロスチャイルド、モルガンとともに、世界3大財閥とも言われます。
先に挙げた石油のスタンダード・オイル社は今のエクソン・モービルなど、ナショナル・シティ銀行は今のシティ・グループにあたります。デイヴィッドはチェース・マンハッタン銀行の頭取を務めました。
シティやチェースなどの銀行の他、ボーイング、GMやクライスラー、GE、カーギルやモンサント、NBCテレビ、S&Pなどがロックフェラー関連の企業と言われています。

「影の支配」は陰謀論ではない
さて、今回101歳で亡くなったデイヴィッド・ロックフェラー氏は、表の世界で大富豪として活躍しただけでなく、実際には「世界の影の支配者」と言われるほど、世界の政治経済に大きな影響力を持つ人物でした。
一例をあげると、表に出ない影の組織として「ビルダーバーグ会議」というのがあります。これは戦後早い時期に、オランダのビルダーバーグで開催された秘密会議で、その後毎年秘密裏に会議が開催され、世界の政治経済にわたる重要事項が密かに決められていたと言います。
主要国の大統領、首相人事から、中国の人民元切り上げまで、この会議で決められていたとされますが。この会議に創設当初から参加していたのがデイヴィッド・ロックフェラーでした。他に欧州の王侯貴族、ロスチャイルドなどユダヤ系金融資本も参加し、影響力を行使していたようです。そして近年は、デイヴィッド・ロックフェラーがこの会議の主役と目されていました。

ヒラリー・クリントン敗北の裏で
この秘密組織としてのビルダーバーグ会議、すなわちデイヴィッド・ロックフェラーは、米国の大統領選挙にも大きな力を発揮し、過去にはビル・クリントン、ジョージ・ブッシュ、バラク・オバマ大統領誕生にも、裏で大きな力を発揮したと言われます。
そのビルダーバーグ会議が、去年の大統領選挙ではヒラリー・クリントン候補を推していたと言われただけに、メディアもクリントン氏有利と見ていたのです。
ところがどっこい、実際には僅差ながら、トランプ氏が大統領に選出されたことから、影の支配勢力に何かがあったのではないか、との思惑も見られました。
ビルダーバーグ会議自体が2~3年前にメディアに嗅ぎつけられ、ロックフェラー氏が会見するなど、秘密のヴェールがはがされてしまったこともありますが、デイヴィッド・ロックフェラー氏も少し前から車椅子姿を見せるようになっていたので、氏の影響力が落ちるような何かが起きたのでは、との思惑も広がっていたのです。
ロスチャイルドとともに、世界に最も大きな力を及ぼす「影の支配者」と見られていただけに、デイヴィッド・ロックフェラー亡き後の世界がどうなるのか、後継ぎが誰になるのか、一部では大きな関心事になっていました。
そこへデイヴィッドの死が報じられたので、いよいよその問題がクローズアップされてきました。

崩れゆく世界の均衡と秩序
ロックフェラー財閥の事実上のトップが亡くなったことで、財閥内の混乱、後継問題がささやかれていますが、これまでロックフェラーとロスチャイルドのパワーバランスで保たれていた均衡が崩れ、世界の秩序が崩れる懸念があります。
デイヴィッド・ロックフェラーの後継者としては、自身の息子さんのデイヴィッド・ロックフェラー・ジュニアもいますが、彼は音楽の道に興味があると言われ、ロックフェラー財閥のビジネスにはあまり関心がなさそうです。
むしろ、甥のジェイがジョン・ロックフェラー4世としての立場もあり、最も自然だと思いますが、生前、デイヴィッドとジェイは金融市場でしばしばぶつかり、険悪な関係とも指摘されました。一時経営が苦しかったシティ・グループを、甥のジェイ率いるゴールドマンが飲み込もうとしたために、叔父のデイヴィッドが激怒したと言います。
後継問題がすんなりいかないと、ロックフェラー・グループにはしばらく混乱が続き、グループの結束が弱まる懸念がまずあります。

トランプ氏、ロックフェラーのライバル・ロスチャイルドと接触か
同時に、相対的にロックフェラーよりもロスチャイルドの影響力が高まると、さまざまな面で均衡が崩れ、変化が生じる可能性があります。
例えば、トランプ政権の誕生ですが、デイヴィッド・ロックフェラーが健在であればなかったかもしれません。彼の死が3月20日に報じられましたが、実際にはもっと前に亡くなっていた可能性もあります。あるいは選挙に影響力を行使しうる状態ではなかったのかもしれません。
トランプ大統領は、IS(イスラム国)への攻撃を本格化するといい、そのためにロシアと協力すると言っています。
しかし、ISはもともとロックフェラー系のモンサント社の傘下の民間軍事会社によって訓練を受けたと言われ、オバマ政権下では、ISへの攻撃は手抜きとも見られる状況があり、しばしば武器が「誤って」IS側に回っていたことも知られています。ISへの攻撃には、事前に通告がなされたともされます。
そのISをトランプ大統領が攻撃することは、ある意味ではロックフェラー・グループに喧嘩を売るような行為とも見えますが、ロックフェラーがトランプ氏でなく、ヒラリー・クリントン氏を推していたことからすれば、わからなくもありません。
トランプ氏は選挙前に英国を訪れ、ロスチャイルドと接触していたとの情報もあります。トランプ大統領の誕生は、すでにロックフェラーよりもロスチャイルドの影響力が大きくなっていたことの表れととれなくもありません。
もっとも、ロックフェラーは大統領選後に、ロスチャイルドと和解を求め、トランプ陣営での影響力を持つようになったとの説もあります。

ロスチャイルド系企業が優勢に
いずれにせよ、ロックフェラー・グループの体制立て直しが遅れると、産業界でもロスチャイルド系が勢力を強める可能性があります。
石油関連では、ロックフェラーのエクソン・モービルやシェール企業に対して、ロスチャイルドにはロイヤル・ダッチ・シェルやブリティッシュ・ペトロリアム(BP)があります。

金融はもともとロスチャイルドの支配産業で、欧州各国の中央銀行から、バークレイズ、香港上海銀行、ゴールドマン・サックス、メリルリンチ、ハリマン、ヴァンダービルトがロスチヤイルド系であり、日本では三井銀行系が入ります。因みに、三菱銀行系はロックフェラー系に入ります。

軍事面では、ロスチャイルド系としては、ビッカース、アームストロング、ロッキード・マーチンが、メディアではロイター通信、ニューヨーク・タイムズ、ABC、CBSなどがあります。

高まるゴールドマン・サックスの存在感
金融市場では一時ロックフェラー系のシティ・グループが市場をリードし、利益を独り占めしていた時期がありますが、トランプ大統領の勝利あたりから、ロスチャイルド系であるゴールドマン・サックスの存在感が高まっています。
一例をあげると、大統領選挙の行なわれた昨年11月7日前後の市場の動きにこれが見られます。開票の途中経過が出始めたのは、すでに8日の東京市場が開いた時間です。当初2人の接戦が伝えられましたが、接戦州でトランプ勝利が伝わるたびに米国株の先物が大きく売られ、これを見て日本株もつれ安となりました。
ここで米株の先物を売っていたのがゴールドマン・サックスと言われます。トランプ氏が優勢と伝えられた時には、米国株の先物は800ドル以上の急落となっていました。日本株もつられ、一時1000円も下げています。
ところが、8日の東京市場が閉まるあたりから、米国株の先物が下げ止まり、今度は急ピッチで買い戻され、ニューヨーク市場が開くころにはむしろプラス圏に戻っていました。ここで先物を買い上げたのもゴールドマンと言われます。
その過程では、「トランプ大統領になれば、大型減税、インフラ投資、金融規制改革が期待できる」との宣伝をして買いを誘いました。
現在のトランプ政権には、財務長官など主要ポストにゴールドマン出身者が加わっていますが、すでに選挙結果が決まろうとするその瞬間にも、ゴールドマンが大きな存在感をもって市場を動かしていたわけです。
この時点で、市場の目はシティ・グループからゴールドマンに移りました。以後、市場をリードするのはゴールドマンと見られるようになりました。

デイヴィッドの生前は、その配下のシティ・グループとジェイが肩入れするロスチャイルド系のゴールドマンが主導権争いをする場面も見られましたが、デイヴィッド亡き後は、金融市場でのロスチャイルド系の影響が強まり、やはりロスチャイルドの影響力が強い各国中央銀行とゴールドマンの連携が予想されます。市場も、彼らから目が離せなくなるでしょう。





デービッド・ロックフェラー氏が死去

7度の心臓移植で10年位は生きるのではと思っていたグローバリストの親玉のデービッド・ロックフェラーが死去した。101歳。どんな大金持ちでも年齢には勝てない。美少女だった中山美穂もおばさんになってしまったし・・・いずれにせよ、死者に対しては、ご冥福を祈りたい。
キッシンジャーは94歳、ソロスは87歳でいずれも世界に分散(ディアスポラ)したユダヤ人だ。デービッド・ロックフェラーはWASPだろうが、いずれもグローバリストであることに変わりない。なお、欧州のロスチャイルドはユダヤ系である。

デービッド・ロックフェラー氏死去(米富豪ロックフェラー家3代目当主)
 デービッド・ロックフェラー氏(米富豪ロックフェラー家3代目当主)米メディアによると、20日、心不全のためニューヨーク郊外の自宅で死去、101歳。
 1915年、ニューヨーク・マンハッタン生まれ。祖父は石油業で巨財を築いたジョン・ロックフェラー。46年に金融業界に入り、69~81年にチェース・マンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)の会長を務めた。
 日本との関わりも深く、73年には日米欧の民間有識者で構成する政策協議グループ「三極委員会」を創設。94年の天皇、皇后両陛下のニューヨーク訪問時には歓迎委員会委員長を務め、自宅での晩さん会にも招いた。


とりあえずは、デービッド・ロックフェラー死亡のニュースだけ。この影響については、よく考えてからまとめてみたいと思っている。それにしても、相続税はほとんどかからないんだろうなア。株式市場へのインパクトはなかったんだろうか?




74歳会長の衰えない投資熱

ビジネスオーナーであるとともに、インベスターをやっている老人。参考までに。

年収3億円を稼ぐ74歳会長の衰えない投資熱 「良いモノを」「安いときに」「たくさん買う」
本人の年収は3億円前後
清宮義男さん(仮名、74)は、茨城県で創業90年を超える老舗精密機械系メーカーの会長を務める。東京理科大学卒業後の50年前に家業に入り、20年前から4代目社長として経営の舵を取ってきた。入社当時15億円程度しかなかった売上高は現在約300億円。従業員数は現在500人を超える。本人の年収は3億円前後だ。
2人の娘さんはともに結婚し、いまや孫が3人。「まさか自分が『じーじ』と呼ばれるときが来るとは。孫はかわいいもんだね」と時折はにかむ。本人が主催するホームパーティを3日に1度は開催しており、誰彼となく話しかける気さくな一面も持つ一方、自社株式を視野に入れると総資産は200億円以上に及ぶ一大資産家で、本業が手堅く推移しているのはもちろんのこと、次なるビジネスへの大型投資も進め、抜け目がない。
とはいっても本人が家業に入ったときは、「田舎では『地元の名士』っていわれていたけれども、実際の会社は借金だらけで、ここ20年くらいでようやくカネがたまり出したんだよね。メーカーっていうのはそんなものなんだよ」(清宮さん)。
会社を大きくさせた最大のターニングポイントは、40年前に自身がエンジニアとして開発した、車のワイパーなど、ゴムと鉄を接着する独自技術。大手自動車メーカーや通信機器メーカーも古くからの取引先で、「ウチの技術はそうそうまねできないよ」と自信をのぞかせる。
社長を継いだとき、清宮さんは50歳を超えていたが、「当時はそれぐらいのほうが、取引銀行も納得してくれた」という。今は事業承継に多くの中堅・中小企業が頭を悩ませており、時代の変遷を感じずにはいられない。目立たないが需要がなくならないところにフォーカスした、まさに日本の典型的な優良中小企業といってよいだろう。本人は謙遜して「いやいや、ウチはただの町工場だよ」と言うが、清宮さんの会社の技術なしに車は存在しえないし、通信機器も存在しえないことは周囲の誰もがわかっている。
現場の第一線からは退いている。5代目の現社長は外部から登用したプロに任せ、本人は主に海外で次なるビジネスの種を見つける情報収集役として腕を振るっている。3年前からバンコクと東京を行き来する生活を送っており、「東南アジアはビジネスの宝庫だね。一昨日ジャカルタから戻ってきたけど、明日からホーチミンだ」と話すなど、アジアをまたにかけて精力的に動き回っている。いつかは娘婿に6代目社長をバトンタッチさせるべく、かなり出張に同行させて勉強させているようだ。

将来に対しては多少悲観的な一面も
清宮さんは典型的な代々続く富裕層の1人といえるが、ビジネスの将来に対しては多少悲観的な一面も時折のぞかせる。
「私は始めたときからすでに出来上がった事業があったんだよね。事業を時代に合わせた形にして、必要ならM&Aもやってということでここまできた。なにせ今まで必要であったモノやヒトが、必要でなくなる可能性が強い時代に突入するわけだから私の後はかなり大変なはずだ。オーナー経営者である必要はないとも思っているよ。会社としてのレゾンデートルが問われることもあるだろう。だから、海外にチャンスを見つけに来たんだよ」
筆者は清宮さんと出会って3年経つが、地銀、都銀をはじめとする銀行取引歴も長く、資金調達力もお世辞抜きで抜群。こんな会社を率いている人ですらビジネスの激変期を肌で感じているというのだ。
そんな清宮さんがとても熱心にビジネスの研究をしている分野が3つあるのだそうだ。1つ目が太陽光発電。それがプロフィットに結び付く、となった数年前に多額の銀行借り入れをして大企業が驚くくらいの用地買収、太陽光発電設置に動いた。「もちろん、もうほぼ回収済み」で、400億円の設備投資は5年で650億円になったというから「大成功のビジネス」と本人が胸を張るのもうなずける。
2つ目がロシアへの投資だ。2年ほど前から原油の値段が下がったことをきっかけにロシア経済が不安定になったことを「チャンス」ととらえ、積極的なロシア株の買い増しに動いたという。日本円で80億円を超えるロシア株は現在価値で110億円程度になっているが、「まだまだ伸びるはずだよ」と本人は売り時ととらえていない。想像を超えた現地調査と投資額の決断を実行するスピードにはいつも舌を巻くが、やはり一流の投資家というのはそういうものなのだろう。
3つ目が船関連ビジネスの買収だ。景況感に大きく左右される印象の強い船関連のビジネスだが、「モノを運ぶってなくなるはずがない」と言い切り、取締役会の説得に動いているという。こちらはまだ設備投資前の段階だが、「数百億用意する必要があるね」と言い、取締役会のメンバーもさぞかし大変なんだろうな、といつも感じている。

共通するキーワード
これら3つのビジネスに共通するキーワードを挙げるとすれば、「差」に対する感度、ということになるだろうか。「地域差」もあるだろうし、「情報差」もあるだろう。または「時間軸としての差」もあるだろうし、もちろん「為替差」もあるだろう。
清宮さんは言う、「人はそれぞれいろいろ考えて動くわけだから、いろんなところに差が生じる。それは当然だし、儲けにつながる。差が生まれそうな最初のところでガシッとつかまないとね。ニッチビジネスと呼ばれるものがあるが、私はあれには反対。参加者が少ないと差が生まれにくいから大きくならないよ」。
言い得て妙とはこのことか。一般的な話に置き換えれば「ある種の産業にひずみが出てくるのを、世間が知る前に投資する」ということで、企業の株式を上手に買う、という単純な行為によく似ているのだ。また、なんらかの理由で安くなっている、本来的には高い価値のものを安く、たくさん購入するという、バリュー投資という名のウォーレン・バフェットの投資哲学ともさほど変わりがない。
「良いモノを」「安いときに」「たくさん買う」。清宮さんが多額の資産を保全できている理由は、まさにこれを愚直にやっているからといえそうだ。
そんな清宮さんも、長らくロータリークラブの会員でもある。人の面倒を見るのがとても好きだ。海外からの留学生を何度も自宅に受け入れたという。ごく普通に庶民的なバーベキューも楽しむ。やっぱり普段は隣にいても富裕層とは気がつきにくい。
「今、興味があるのは農業だね。コショウなどの栽培を考えている人に投資しようと思うんだ」。どうやら香辛料のビジネスには差が生じ始めているようだ。まだまだこの人の投資意欲は衰えそうもない。






ジム・ロジャーズが読む「2017年、世界マネーはこう動く!」

特に目新しいことは言っていないが、以下に現在のJRのコメントを記録しておきます。トランプの経済政策は成功するような気がします。ただ、アメリカ株は割高なので、やはりJRの言う通り懸念が残ります。シナ株については、触る気も起きません。

ジム・ロジャーズが読む「2017年、世界マネーはこう動く!」

――2016年11月の米国大統領選でトランプ氏の優勢が伝えられると、世界の株価は急落しましたが、その後大幅に反転し、高値が続いています。
市場の反応は、トランプ氏が唱える減税とインフラ投資に対する期待の表れですが、この高揚感が長期的に続くことはないでしょう。米国には間違いなく減税が必要ですし、過去7年ほど衰退し続けて今やすっかりお粗末になってしまったインフラも再構築されるべきなので、本当に実行できるのであれば素晴らしい。しかし、財源はどこにあるのでしょうか? 米国はすでに世界最大の債務国です。

世界各地で問題が顕在化しているとき、人々は安全な場所を求めて米ドルを保有したがるという傾向があります。世界のマネーが米国に集まってくれば、米国は資金を調達しやすくなるので短期的には問題を先送りできる。しかし、結局は借金を増やすことと同じなので問題は悪化するでしょう。
ただし、米企業が国外で保有する約3兆ドルを国内に還流させるつもりだと、トランプ氏は言っています。もしこれが実現すれば、「トランプ相場」はさらに上昇し、その状態がしばらく続くと思われるので、この点に市場の期待が集まっています。

こうした国外の米国マネーは長年にわたって蓄積されたものです。これまで米国の税法では、企業が海外で稼いで得た資産に対して、ほとんど課税してこなかったからです。かつてジョージ・W・ブッシュ大統領の時代に、企業が国外に置く資金を国内へ移動させる際に支払う税金を1年間引き下げるという施策を講じ、国外の米国マネーが多少は戻ってきたのですが、さほど大きな流れにはなりませんでした。企業がこぞって多くの資金を移動させるのに十分な減税ではなかったのです。
トランプ氏は、企業に資金の還流を促すための策を持っていると、自信をのぞかせています。もし本当に大規模なマネーの還流が実現すれば、米国にとって好ましい状態がより長く続くことになるでしょう。ただし、資金の還流がひととおり落ち着いてしまえば、次は貿易戦争を始めると思いますよ。そうなれば、やはり「トランプ相場」は終わりを迎えます。

――白人労働者階級から強い支持を集めた保護主義的な政策を、トランプ氏は公約どおりに実行していくのでしょうか。
トランプ氏はあらゆる貿易相手とのあいだに摩擦を生じさせようとしています。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)からの撤退、NAFTA(北米自由貿易協定)の交渉再開、中国やメキシコからの輸入品に高い関税を課すなど、彼がやると宣言していることは、どれも自由貿易を妨げる最悪の発想です。TPPから撤退すること自体がすぐに貿易戦争を起こすわけではありませんが、そこへ向かう流れをつくってしまうことはありえます。
しかしトランプ氏は、自分は百戦錬磨のビジネスマンなので、通商交渉の場でもっとよい条件を引き出せると過信しているのでしょう。そもそもトランプ氏は偉大な父親が築いた事業を引き継いだのですし、自分が起こした会社はいくつも倒産させている。彼自身がもっとも成功したのはテレビの世界なのです。
公約に掲げたことをほんとうに実行したら、米国も世界も深刻な問題を抱えることになります。もしトランプ氏が就任初日に公約どおり「中国とメキシコからの輸入品にそれぞれ45%と35%の関税を課す」と宣言したら、すべての資産を売ってどこかに避難したほうがいい。東京はまだましかもしれませんが、そのほかの国や地域は深刻なダメージを被るでしょう。
貿易戦争は破綻するということを、歴史は証明しています。これまでに貿易戦争を制した国などないし、特にしかけた国が勝利を手にしたことなど一度もありません。むしろ、貿易戦争によって国が立ち行かなくなるだけではなく、本物の武器を使う戦争に突入してしまう。まさに第二次世界大戦は、そのような経緯で始まったのです。

――英国が国民投票の結果EUからの離脱を決めるなど、16年は世界に衝撃を与えた「予想外」の出来事が複数ありました。17年の世界経済とお金の動きについて、どうお考えですか?
私はとても悲観的です。特にこれから先2、3年については、とても心配しています。欧州の一部はすでに不況に陥っていますし、今年は政治的な混乱も予想されるため、欧州がよくなる見込みはありません。ラテンアメリカも不況にあえいでいます。
世界経済は08年、巨額の借金を抱えて大きな危機に直面しましたが、現在は当時よりもずっと大きな借金を抱えています。金利が上昇していけば、借金をしている人はさらに苦しくなります。インフレも戻ってきていて、日本もその例外ではない。こうしていくつものマイナス要因が顕在化していますから、このままでは世界経済は数年内に深刻な状況に陥るでしょうね。

――それほど悲観的な展望のもと、どのような市場に投資しているのですか。
私は現在、日本株を買い増してはいませんが、保有しています。日本にはもっと成長してほしい。ロシアへの投資は増やすかもしれません。ロシアは油田を豊富に持つ産油国なので、原油価格が底を打ったことも好材料です。
数年前、ロシアの株式市場は世界でもっとも嫌われていました。今でも叩かれていますが、トランプ氏やフィリピンのドゥテルテ大統領など、プーチン大統領を支持するリーダーが現れました。フランスでも、プーチン大統領と親しい候補者が大統領に選ばれる可能性が高まってきました。ノルウェーとフィンランドも、ロシアとの外交関係を改善させています。

私はルーブル建てのロシア国債を、つい先日買い増したばかりです。ロシア企業の株については、自分が興味を持てそうな株が妥当な価格で買えるのであれば、積極的に投資しようと思うかもしれません。

世界に安泰な株があるとすれば、それは中国の鉄道企業の株でしょう。中国は「一帯一路」(中国と欧州、アジア諸国を結ぶ経済圏の建設)を提唱していて、インフラ投資に多額の資金を注ぎ込んでいます。また、大気汚染問題の解決にも大金を投じて本気で取り組んでいるので、こうした関連の企業も有望株です。同様に、医療関連株にも期待できます。中国の医療は大幅に改善されなければなりませんから、この分野への投資も大幅に増えています。

――OPEC(石油輸出国機構)が減産に合意したことで、価格の上昇が見込まれている原油市場についてはどう思われますか。
私自身は、OPECの動向には注目していません。加盟国は合意を守らなかったり、発言を撤回したり、互いを欺いたりすることを繰り返してきたので、今回の宣言についても、実際のところはどうなるかわかりません。
OPECがほんとうに減産するかどうかに関係なく、市場はすでに供給量を減らしています。米国のシェール石油業界は生産コストが高すぎて採算が合わず、生産をやめるところが続出しているので、減産が続いています。原油価格は“複雑な動きをする底値”を打って、今後1、2年間は1バレルあたり40~60ドルで推移するでしょう。

――世界経済が深刻な危機に突入していくのであれば、今後はどのようなものに投資するのが賢明でしょうか。
あくまでも、自分が十分に知識を持っている分野にのみ、投資すべきです。私が有望だと言ったからといって、ロシアや中国の事情に詳しくない人がそれらの市場に投資すべきではありません。
私自身は米ドルを大量に保有していますし、米国株の空売りもします。過去数年、ロシアへの投資はとてもうまくいっているので、今後も続けるつもりです。中国については今後どのようなことが起ころうとも、先ほどお話しした業界の株は買ったほうがいい。

そしてなによりも、空売りのテクニックを身につけることが大切です。これから数年のあいだ、世界経済は悲惨な状況に向かっていくので、破綻するところが増えるでしょう。そのような状況で大きく儲けることができるのは、空売りができる人だけです。
何か悲惨なことが起きたらすぐに反応してそのとき買えるものをすべて買う。たとえば金の価格は最近大幅に下落しました。今のところ、私はまだ金を買っていませんが、もし1オンスあたり1000ドルを下回ったら――この業界で働く人にとって悲惨な状況ですが――大量に買い増すつもりです。

――新興国市場はいかがでしょうか。
コロンビアはいいですね。半世紀以上も続いた内戦を終結させる和平協定が、コロンビア政府と反政府組織のあいだで結ばれたばかりです。歴史を紐解くと、内戦や戦争が終結したあとには、そこに大きなチャンスがあります。たとえば戦後の日本に投資した人は、大金持ちになったことでしょう。
コロンビアでは、長年犯罪の温床となっていた大麻の栽培が合法化されました。米国でも、先の大統領選と同時に合法化を問う国民投票が9つの州で行われ、うち8州で賛成が反対を上回りました。このことによって、米国の半数以上の州で大麻の栽培や嗜好品としての使用が合法化されたことになります。欧州では多くの国ですでに合法化されていますし、カナダも時間の問題でしょう。ですから、大麻を扱っている企業の株を買うといいですよ。ただし自分で栽培するのは、日本のみなさんや私が住んでいるシンガポールでは、刑務所行きになってしまうので、絶対にやめたほうがいいですね。


独眼流亡き後、日本に長期マクロから相場を語って読める人材がいなくなってしまった。残念である。ジムロジャースはいつも同じことばかり言っているし、ソロスは「サヨク」の本性を現している。
きっと「自分で考えろ!」というお告げであろう。(笑)





ボケたソロス

ソロスはグローバリズムに拘り過ぎてボケたようだ。年を取ると、バランス感覚が鈍るという。
以前、ソロスはロシアとウクライナ間の戦争勃発がEUにとって最高のシナリオとしていた。
確かに、EUにとってはそうだろう。また、ユダヤ人のウクライナへの民族的恨みもあるだろう。
いずれにしても、相場を張って損失を出したのは事実。もはや「相場のゴッド」ではない。
同じユダヤ人のカール・アイカーンの方が実力は上である。


トランプ相場でソロス氏大損 1140億円失う? 株価急騰、著名投資家も読み損ねる
 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は12日、著名投資家ジョージ・ソロス氏が、昨年11月の米大統領選でトランプ氏勝利後の株式相場急騰を読み損ね、10億ドル(約1140億円)近い損失を出したと報じた。関係者の話としている。
 大統領選で大方の市場関係者はクリントン氏の勝利を予想したが外した。さらにトランプ氏が勝利した場合、米株価は急落すると予測されたが、実際は経済政策への期待から急伸した。想定外の展開が重なりソロス氏は「神通力」を発揮できなかったようだ。同氏はクリントン氏の大口献金者としても知られる。
 同紙によると、ソロス氏は11月まで株式投資に慎重で、トランプ氏が勝利した直後は一層、下げ相場を見込むようになった。ただ、昨年末には投資方針を変更し、損失の拡大を防いだという。ソロス氏は昨年半ばに、慈善事業から投資の第一線に復帰したと伝えられた。




やっとKindleのペーパーホワイト第七世代を購入した。「文明の利器」を使わない手はない。

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プロフィール: Profile

NINJA300

Author:NINJA300
ASEAN在住日本人の資産運用ブログ。NINJA250からNINJA300へ排気量アップしました(2013/11)。

最近気付いた点は、自分が永遠に"a bud looking for bloom"であり、「捨石(a stepping stone)」であるということです(2015/03/26)。

☆☆☆ムーンフェイズ/月齢☆☆☆




☆☆フライング・トゥールビヨン☆☆



The Pirate's Code 1: Take every thing you can, give nothing back!

※データ記載には注意を払っていますが一人で書いておりますので、間違いが全くないというわけはないと思います。若し、間違いにお気づきになられた方はご一報いただければ幸甚です。また、ご承知のように、投資は全て自己責任ですので当ブログは一切責任を負いません。

http://ninjafighter.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

※また、徹底して日教組が大嫌いです。天敵だと思っていますので宜しくお願いします。

なお、プレビューは天龍寺の雲龍画。日本は「龍国」です。
http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/

※最後に、NINJA300は完全に「アマゾン」「楽天」等の回し者で、アフィリリンクをクリックすると商品ページに飛んで購入額のわずか数%の"under the table"をもらえる約束になっています。したがって、数円単位でもNINJA300を儲けさすのがムカつく人はどうか買う時は自分で「アマゾン」にアクセスをお願いします。

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