豪ドルは残り少ない命
豪ドルは急落するでしょう。RMBと同じ運命です。
豪準備銀、量的緩和策を検討:豪ドル安誘導狙い
オーストラリア連邦準備銀行(RBA)が内部調査の結果、必要な場合は量的緩和政策を検討するとの戦略リポートをまとめたと、ブルームバーグが報じた。豪ドル安と外国人投資家によるオーストラリアの国債放出を目指すという。海外の中央銀行が追加金融刺激策を講じるとの臆測が高まり、豪ドルの対米ドルでの為替レートは過去2カ月間上昇傾向となっていることが背景にある。17日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
外国人投資家は現在、他国と比較して金利が相対的に高いオーストラリア政府国債の発行高4,500億豪ドル(約35兆7,318億円)のうち約60%を保有している。RBAは量的緩和政策によって、外国人投資家がオーストラリア関連資産の放出に迫られる可能性があり、豪ドル安で輸出業が促進されると見ているとされる。
一方、日本や欧州のように社債などリスクが高い資産の購入やマイナス金利頼りとすると、量的緩和政策の恩恵を損ねてしまうという。また、外国資産の購入比率を拡大することも為替介入と見なされるとして警鐘を鳴らしているようだ。
オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行は「RBAは非伝統的な金融緩和政策について検討しておらず、無計画との印象を抱かれたくないのだろう」と話した。中央銀行による国債の引き受けや政府紙幣の発行などの「ヘリコプターマネー」は、中央銀行が政府の支出を直接融資することになり、政治家が依存する恐れもあるという。

豪準備銀、量的緩和策を検討:豪ドル安誘導狙い
オーストラリア連邦準備銀行(RBA)が内部調査の結果、必要な場合は量的緩和政策を検討するとの戦略リポートをまとめたと、ブルームバーグが報じた。豪ドル安と外国人投資家によるオーストラリアの国債放出を目指すという。海外の中央銀行が追加金融刺激策を講じるとの臆測が高まり、豪ドルの対米ドルでの為替レートは過去2カ月間上昇傾向となっていることが背景にある。17日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
外国人投資家は現在、他国と比較して金利が相対的に高いオーストラリア政府国債の発行高4,500億豪ドル(約35兆7,318億円)のうち約60%を保有している。RBAは量的緩和政策によって、外国人投資家がオーストラリア関連資産の放出に迫られる可能性があり、豪ドル安で輸出業が促進されると見ているとされる。
一方、日本や欧州のように社債などリスクが高い資産の購入やマイナス金利頼りとすると、量的緩和政策の恩恵を損ねてしまうという。また、外国資産の購入比率を拡大することも為替介入と見なされるとして警鐘を鳴らしているようだ。
オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行は「RBAは非伝統的な金融緩和政策について検討しておらず、無計画との印象を抱かれたくないのだろう」と話した。中央銀行による国債の引き受けや政府紙幣の発行などの「ヘリコプターマネー」は、中央銀行が政府の支出を直接融資することになり、政治家が依存する恐れもあるという。

豪州ドル
豪州で首相交代。親中へ
これだから、豪州は信用できない。元々は、米国と同じで人種差別の国だ。タスマニア人を人間狩りで絶滅させ、多数のアボリジニーを虐殺した。まさに虐殺だ。大きな穴に落として、惨殺した。
日本が誇る最新鋭潜水艦「そうりゅう」を豪州へ売却すれば、シナへ情報が漏れる可能性が高い。豪州の輸出はシナ頼みだから。
NINJA300は豪州への「そうりゅう」輸出に反対です。豪州は信用できません。
対豪戦略、見直しか 新首相、ターンブル氏は「親中派」 産経新聞 9月15日(火)7時55分配信
【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの自由党の党首選でターンブル氏が勝利を収め、新首相に就任することが決まった。安倍晋三首相を「最高の友人」と呼んで日豪の蜜月関係を築き、共通の同盟国である米国とともに安全保障関係の強化も進めて中国を牽制(けんせい)したアボット氏の退陣で、日本の対豪戦略は見直しを迫られそうだ。
アボット氏は2013年9月の総選挙で自由党と国民党の保守連合を率い、約6年ぶりに政権交代を実現した。前労働党政権でも内紛による首相交代があったが、自由党内ではターンブル氏に次ぐ党首候補は見当たらず、豪州のある研究者は「当面は新政権が続く」との見方を示す。
アボット政権で外交を担ってきたビショップ氏は、アボット氏に反旗を翻したが副党首に再選され、ターンブル氏の片腕として外相にとどまるとみられる。一方、アボット氏を支持して副党首選に出馬し、敗れたアンドリュース国防相は更迭が見込まれ、安保政策での軌道修正も予想される。
アボット氏は、中国と自由貿易協定(FTA)を結ぶなど経済面では親密ぶりを見せつつ、南シナ海問題では日米と「法の支配」を訴えるなど、安保面で「超保守」の姿勢もみせた。
一方、ターンブル氏は「リベラル」で知られる。先月にシドニーで行った講演では終戦70年に関し、中国について「豪州と抗日で戦った最も長い同盟者だ」と述べるなど、一部中国メディアは「親中派」とみる。
その半面、野党時代には中国による豪州国内の権益買収案件に反対するなど、素顔は「現実主義の政治家」との評価も根強い。
ターンブル新政権の安保政策について、東南アジア研究所(シンガポール)のマルコム・クック上級研究員は、南シナ海の監視活動への参加などに対しては「より慎重になるだろう」と指摘。安倍政権が「準同盟国」と位置づけて豪州への売り込みを図る潜水艦の採用も、「方向性は踏襲されても、判断は後ろ倒しになる可能性がある」という。
日本が誇る最新鋭潜水艦「そうりゅう」を豪州へ売却すれば、シナへ情報が漏れる可能性が高い。豪州の輸出はシナ頼みだから。
NINJA300は豪州への「そうりゅう」輸出に反対です。豪州は信用できません。
対豪戦略、見直しか 新首相、ターンブル氏は「親中派」 産経新聞 9月15日(火)7時55分配信
【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの自由党の党首選でターンブル氏が勝利を収め、新首相に就任することが決まった。安倍晋三首相を「最高の友人」と呼んで日豪の蜜月関係を築き、共通の同盟国である米国とともに安全保障関係の強化も進めて中国を牽制(けんせい)したアボット氏の退陣で、日本の対豪戦略は見直しを迫られそうだ。
アボット氏は2013年9月の総選挙で自由党と国民党の保守連合を率い、約6年ぶりに政権交代を実現した。前労働党政権でも内紛による首相交代があったが、自由党内ではターンブル氏に次ぐ党首候補は見当たらず、豪州のある研究者は「当面は新政権が続く」との見方を示す。
アボット政権で外交を担ってきたビショップ氏は、アボット氏に反旗を翻したが副党首に再選され、ターンブル氏の片腕として外相にとどまるとみられる。一方、アボット氏を支持して副党首選に出馬し、敗れたアンドリュース国防相は更迭が見込まれ、安保政策での軌道修正も予想される。
アボット氏は、中国と自由貿易協定(FTA)を結ぶなど経済面では親密ぶりを見せつつ、南シナ海問題では日米と「法の支配」を訴えるなど、安保面で「超保守」の姿勢もみせた。
一方、ターンブル氏は「リベラル」で知られる。先月にシドニーで行った講演では終戦70年に関し、中国について「豪州と抗日で戦った最も長い同盟者だ」と述べるなど、一部中国メディアは「親中派」とみる。
その半面、野党時代には中国による豪州国内の権益買収案件に反対するなど、素顔は「現実主義の政治家」との評価も根強い。
ターンブル新政権の安保政策について、東南アジア研究所(シンガポール)のマルコム・クック上級研究員は、南シナ海の監視活動への参加などに対しては「より慎重になるだろう」と指摘。安倍政権が「準同盟国」と位置づけて豪州への売り込みを図る潜水艦の採用も、「方向性は踏襲されても、判断は後ろ倒しになる可能性がある」という。
豪州への潜水艦売却に反対します!
インドと異なって豪州に軍事技術を供与するのはリスクが高い。先日もスズキはBMWとの提携を技術だけとられて終了した。せっかく開発した技術を安価に奪われては日本はやっていけないのだ。
豪州は歴史的に白豪主義の国であり、タスマニア原住民を人間狩りで絶滅させている。どうも信用できない!米国と国の成り立ち(原住民から土地を奪い、人種差別で大きくなった)が似通っている上に、そもそもが流刑囚の国(the penal colony)でもある。国柄が悪い。
豪州は資源国であり、その最大顧客はシナだ。日本が世界最高峰の潜水艦技術を供与すればシナに漏れる可能性も考えなければならない。私は豪州への潜水艦供与には反対の立場を採る。
豪が日本の潜水艦購入か、報道に野党や業界反発 AFP=時事 9月9日(火)14時31分配信
【AFP=時事】オーストラリアのトニー・アボット(Tony Abbott)政権が、国内で製造する予定の新型潜水艦を、日本から購入する方針に変更する可能性が報じられたこと受け、野党や業界団体は9日、政府に明確な説明を要求した。
オーストラリアは90年代に導入した一連のディーゼル・エレクトリック式潜水艦(通常動力型潜水艦)を交替させる必要に迫られている。昨年の政権交代前、自由党を含む現政権の保守連合は、日本の技術を用いる可能性を視野に入れつつ、国内のサウスオーストラリア(South Australia)州で最大12隻を建造する方針を掲げていた。
しかし9日の豪日刊紙オーストラリアン(The Australian)は、国内で建造した場合の費用が高いことを理由に、日本企業が技術提供元のみならず建造の受注先として最有力候補となっていると報じた。同紙は、自国で建造した場合には500~800億豪ドル(約4.9兆~7.8兆円)がかかるのに対し、即納可能な日本の「そうりゅう(Soryu)」型を基にした潜水艦を購入すれば250億豪ドル(約2.4兆円)ですむと伝えている。
イアン・マクファーレン(Ian Macfarlane)豪産業相は「サウスオーストラリア(で建造する可能性は)まだ残っている」としながらも、日本と契約を結ぶ可能性については言及を避けた。
野党・労働党のビル・ショーテン(Bill Shorten)党首は、潜水艦をどこであれ国外で建造させることは「海洋国家としてのわが国の国家安全保障を無責任にリスクに晒す」と批判した。
造船業界の労働組合は、外国から潜水艦を購入すれば、関連産業への波及効果も含め業界全体に致命的打撃を与えかねないとの懸念を示している。
最終的な決定は、15年6月に公表予定の次の国防白書で明らかになる見込みだ。

日本が誇るそうりゅう型潜水艦
豪州は歴史的に白豪主義の国であり、タスマニア原住民を人間狩りで絶滅させている。どうも信用できない!米国と国の成り立ち(原住民から土地を奪い、人種差別で大きくなった)が似通っている上に、そもそもが流刑囚の国(the penal colony)でもある。国柄が悪い。
豪州は資源国であり、その最大顧客はシナだ。日本が世界最高峰の潜水艦技術を供与すればシナに漏れる可能性も考えなければならない。私は豪州への潜水艦供与には反対の立場を採る。
豪が日本の潜水艦購入か、報道に野党や業界反発 AFP=時事 9月9日(火)14時31分配信
【AFP=時事】オーストラリアのトニー・アボット(Tony Abbott)政権が、国内で製造する予定の新型潜水艦を、日本から購入する方針に変更する可能性が報じられたこと受け、野党や業界団体は9日、政府に明確な説明を要求した。
オーストラリアは90年代に導入した一連のディーゼル・エレクトリック式潜水艦(通常動力型潜水艦)を交替させる必要に迫られている。昨年の政権交代前、自由党を含む現政権の保守連合は、日本の技術を用いる可能性を視野に入れつつ、国内のサウスオーストラリア(South Australia)州で最大12隻を建造する方針を掲げていた。
しかし9日の豪日刊紙オーストラリアン(The Australian)は、国内で建造した場合の費用が高いことを理由に、日本企業が技術提供元のみならず建造の受注先として最有力候補となっていると報じた。同紙は、自国で建造した場合には500~800億豪ドル(約4.9兆~7.8兆円)がかかるのに対し、即納可能な日本の「そうりゅう(Soryu)」型を基にした潜水艦を購入すれば250億豪ドル(約2.4兆円)ですむと伝えている。
イアン・マクファーレン(Ian Macfarlane)豪産業相は「サウスオーストラリア(で建造する可能性は)まだ残っている」としながらも、日本と契約を結ぶ可能性については言及を避けた。
野党・労働党のビル・ショーテン(Bill Shorten)党首は、潜水艦をどこであれ国外で建造させることは「海洋国家としてのわが国の国家安全保障を無責任にリスクに晒す」と批判した。
造船業界の労働組合は、外国から潜水艦を購入すれば、関連産業への波及効果も含め業界全体に致命的打撃を与えかねないとの懸念を示している。
最終的な決定は、15年6月に公表予定の次の国防白書で明らかになる見込みだ。

日本が誇るそうりゅう型潜水艦
豪州:物価と給料がすごく高い
面白い記事なので記録しておきます。
直近15年のシナの経済発展で大儲け(貿易黒字)したのが豪州だ。今、そのしわ寄せが来ている。
オーストラリアのやよい軒 サバ定食が2500円もする理由 8月13日(水)15時11分配信
定食チェーン「やよい軒」を展開する外食大手プレナス(福岡市)はこのほど、日本食の人気が高いオーストラリアのシドニーに1号店「YAYOI」をオープ ンした。料金は「サバ塩焼き定食」が約2,500円。親しみやすいはずの定食店が、オーストラリアでどうなってしまったのか。
日本のネット掲示板で「やよい軒シドニー店のメニュー高すぎワロタ」などと騒がれていたので、金曜日の昼下がりに行ってみた。場所は、オーストラリア証券 取引所(ASX)に近いシドニー金融街の公園に面した一等地。カモメの舞う緑地が一望できるガラス張りの店内、白木をイメージした高感度なインテリアに、 庶民向けの定食店というイメージは全くない。場所柄、ダークスーツに身を包んだ証券・金融マン風の客が多く、繁盛している。そうしたエリート層の週末は、 金曜日のランチタイムから始まると言っていい。ほとんどの客は同僚や顧客と昼間からビールやワインを飲み、優雅な時間を楽しんでいる。
オーストラリアの一般的な飲食店のサービスはお世辞にも素晴らしいとは言えないが、同店は接客のプロが日本式のきめ細かい対応をしている。この国の富裕層 は、味だけではなく、店内の雰囲気、サービスの質も同等に重視してレストランを評価する。YAYOIはそうした嗜好に合わせ、本家のコンセプトを180度変えた高級和食店だった。
■周辺の高級レストランより安い
メニューは噂の通り、定番の「サバ塩焼き定食」が26豪ドル(約2,500円)。隣のテーブルのオーストラリア人は、日本のプレミアムビールを飲みなが ら、箸を上手に使って「和牛すき焼き定食」(33豪ドル=約3,200円)を食べている。記者は「前菜4食盛り」(13豪ドル=約1,300円)と「あさ り味噌汁」(6.5豪ドル=約630円)、日本産米を使用しているという「ご飯」(3.5豪ドル=約340円)、同行の上司は「なす味噌とサバ塩焼き定 食」(26豪ドル=約2,500円)をそれぞれ注文する。
料理は1品ずつ格調の高い和風の陶器に盛りつけられ、色取りや見せ方がうまい。鰹節や昆布だしの「うまみ」、「一汁三菜」といった日本の食文化にこだわっ ているというだけあって味付けはシンプルで、濃い味を好むオーストラリア人に合わせた現地の一般的な日本食レストランとは一線を画している。ただ、京都人 の記者はそれでもやや甘辛いと感じた。会計はビール込みで、2人で合計63豪ドル(約6,100円)。客単価もおそらく30豪ドル(約2,900円)前後 だが、立地や店構え、サービス、凝った料理を考えればむしろ妥当だろう。周辺の高級レストランの客単価がざっと100豪ドル以上(約9,700円)である ことを考えると、むしろ安いとさえ言える。
■一風堂の豚骨ラーメンは1,500円
YAYOIの2,500円のサバ定食が高くない理由は、本家とのコンセプトの違いに加えて、日本の2~3倍高いオーストラリアの物価水準にある。昼食を簡 単に済ませるにも、コンビニでサンドイッチ(4豪ドル=約390円)とコーラ1缶(2.5豪ドル=約240円)を買うだけで600円以上はかかる。セルフ サービスのフードコートでも、飲み物込みで10豪ドル(約970円)以内に収まればいい方だ。レストランなら低・中価格帯の店でも20~30豪ドル(約 1,900~2,900円)は下らない。日本の外食大手、力の源カンパニー(福岡市)が2012年にシドニー市内にオープンしたラーメン店「博多一風堂」 では、豚骨ラーメンが1杯15豪ドル(約1,500円)する。
物価とともに賃金も上昇してきた。ホワイトカラーのマネジャー職の年収は現在、ざっと10万~15万豪ドル(約970万~約1,500万円)といったとこ ろ。法定最低賃金も時給16.87豪ドル(約1,600円)と東京都(869円)のおよそ2倍となっている。つまり、普通のビジネスマンでも2,500円 のサバ定食は抵抗なく食べられるし、アルバイトの若者にとっても1,500円のラーメンは特に高くないのだ。店側も従業員にそれだけ給料を払っているの で、相応の料金にしなければ経営が成り立たない。
出張で訪れる日本のサラリーマンは、口を揃えてオーストラリアの物価は高すぎると言う。確かに、資源ブームを背景とした息の長い経済成長で、この国の物価 と賃金は先進国でも屈指の水準まで上昇した。しかし、決して急激なインフレに悩まされているわけではなく、長期的なトレンドで見ると物価は緩やかな伸びに とどまっている。オーストラリア準備銀行(RBA)によると、1993年から2013年までに消費者物価は1.7倍になったが、20年間のインフレ率を年 率平均で見ると2.7%と、RBAのインフレターゲットである2~3%内に収まっている。
本家とのコンセプトの違い、また、オーストラリアの経済的背景もあって、サバ定食が2,500円になったわけだが、かつて日本人は、退職金で物価の安い オーストラリアに家を買って移住し、日本の年金で生活できた。また、日本の物価の高さは訪日したオーストラリア人の語り種だった。しかし、約20年にわた るオーストラリアの「インフレ」と日本の「デフレ」のギャップが、その立場を逆転させてしまっている。

1996年頃、ゴールドコーストのビーチから1-2ブロック入ったところの一軒家で1500万円位だった。いまは、数億はするだろう。まったく、為替市場とは面白いものだ。但し、今の豪ドルは高すぎると思う。少なくとも豪ドルよりもニュージーランドドルの方が良い動きをしている。鉱物と違って、食料品価格は堅調なのだ。不景気でもちうこくちんは食べる。さて、豪州は日本の味方か、シナの味方か。さてどちらでしょう?
直近15年のシナの経済発展で大儲け(貿易黒字)したのが豪州だ。今、そのしわ寄せが来ている。
オーストラリアのやよい軒 サバ定食が2500円もする理由 8月13日(水)15時11分配信
定食チェーン「やよい軒」を展開する外食大手プレナス(福岡市)はこのほど、日本食の人気が高いオーストラリアのシドニーに1号店「YAYOI」をオープ ンした。料金は「サバ塩焼き定食」が約2,500円。親しみやすいはずの定食店が、オーストラリアでどうなってしまったのか。
日本のネット掲示板で「やよい軒シドニー店のメニュー高すぎワロタ」などと騒がれていたので、金曜日の昼下がりに行ってみた。場所は、オーストラリア証券 取引所(ASX)に近いシドニー金融街の公園に面した一等地。カモメの舞う緑地が一望できるガラス張りの店内、白木をイメージした高感度なインテリアに、 庶民向けの定食店というイメージは全くない。場所柄、ダークスーツに身を包んだ証券・金融マン風の客が多く、繁盛している。そうしたエリート層の週末は、 金曜日のランチタイムから始まると言っていい。ほとんどの客は同僚や顧客と昼間からビールやワインを飲み、優雅な時間を楽しんでいる。
オーストラリアの一般的な飲食店のサービスはお世辞にも素晴らしいとは言えないが、同店は接客のプロが日本式のきめ細かい対応をしている。この国の富裕層 は、味だけではなく、店内の雰囲気、サービスの質も同等に重視してレストランを評価する。YAYOIはそうした嗜好に合わせ、本家のコンセプトを180度変えた高級和食店だった。
■周辺の高級レストランより安い
メニューは噂の通り、定番の「サバ塩焼き定食」が26豪ドル(約2,500円)。隣のテーブルのオーストラリア人は、日本のプレミアムビールを飲みなが ら、箸を上手に使って「和牛すき焼き定食」(33豪ドル=約3,200円)を食べている。記者は「前菜4食盛り」(13豪ドル=約1,300円)と「あさ り味噌汁」(6.5豪ドル=約630円)、日本産米を使用しているという「ご飯」(3.5豪ドル=約340円)、同行の上司は「なす味噌とサバ塩焼き定 食」(26豪ドル=約2,500円)をそれぞれ注文する。
料理は1品ずつ格調の高い和風の陶器に盛りつけられ、色取りや見せ方がうまい。鰹節や昆布だしの「うまみ」、「一汁三菜」といった日本の食文化にこだわっ ているというだけあって味付けはシンプルで、濃い味を好むオーストラリア人に合わせた現地の一般的な日本食レストランとは一線を画している。ただ、京都人 の記者はそれでもやや甘辛いと感じた。会計はビール込みで、2人で合計63豪ドル(約6,100円)。客単価もおそらく30豪ドル(約2,900円)前後 だが、立地や店構え、サービス、凝った料理を考えればむしろ妥当だろう。周辺の高級レストランの客単価がざっと100豪ドル以上(約9,700円)である ことを考えると、むしろ安いとさえ言える。
■一風堂の豚骨ラーメンは1,500円
YAYOIの2,500円のサバ定食が高くない理由は、本家とのコンセプトの違いに加えて、日本の2~3倍高いオーストラリアの物価水準にある。昼食を簡 単に済ませるにも、コンビニでサンドイッチ(4豪ドル=約390円)とコーラ1缶(2.5豪ドル=約240円)を買うだけで600円以上はかかる。セルフ サービスのフードコートでも、飲み物込みで10豪ドル(約970円)以内に収まればいい方だ。レストランなら低・中価格帯の店でも20~30豪ドル(約 1,900~2,900円)は下らない。日本の外食大手、力の源カンパニー(福岡市)が2012年にシドニー市内にオープンしたラーメン店「博多一風堂」 では、豚骨ラーメンが1杯15豪ドル(約1,500円)する。
物価とともに賃金も上昇してきた。ホワイトカラーのマネジャー職の年収は現在、ざっと10万~15万豪ドル(約970万~約1,500万円)といったとこ ろ。法定最低賃金も時給16.87豪ドル(約1,600円)と東京都(869円)のおよそ2倍となっている。つまり、普通のビジネスマンでも2,500円 のサバ定食は抵抗なく食べられるし、アルバイトの若者にとっても1,500円のラーメンは特に高くないのだ。店側も従業員にそれだけ給料を払っているの で、相応の料金にしなければ経営が成り立たない。
出張で訪れる日本のサラリーマンは、口を揃えてオーストラリアの物価は高すぎると言う。確かに、資源ブームを背景とした息の長い経済成長で、この国の物価 と賃金は先進国でも屈指の水準まで上昇した。しかし、決して急激なインフレに悩まされているわけではなく、長期的なトレンドで見ると物価は緩やかな伸びに とどまっている。オーストラリア準備銀行(RBA)によると、1993年から2013年までに消費者物価は1.7倍になったが、20年間のインフレ率を年 率平均で見ると2.7%と、RBAのインフレターゲットである2~3%内に収まっている。
本家とのコンセプトの違い、また、オーストラリアの経済的背景もあって、サバ定食が2,500円になったわけだが、かつて日本人は、退職金で物価の安い オーストラリアに家を買って移住し、日本の年金で生活できた。また、日本の物価の高さは訪日したオーストラリア人の語り種だった。しかし、約20年にわた るオーストラリアの「インフレ」と日本の「デフレ」のギャップが、その立場を逆転させてしまっている。

1996年頃、ゴールドコーストのビーチから1-2ブロック入ったところの一軒家で1500万円位だった。いまは、数億はするだろう。まったく、為替市場とは面白いものだ。但し、今の豪ドルは高すぎると思う。少なくとも豪ドルよりもニュージーランドドルの方が良い動きをしている。鉱物と違って、食料品価格は堅調なのだ。不景気でもちうこくちんは食べる。さて、豪州は日本の味方か、シナの味方か。さてどちらでしょう?